38歳グリエルがマーリンズ初打席初安打 マイナー契約も開幕ロースター入り

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2023年04月01日 12:11  ベースボールキング

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3月にマーリンズとマイナー契約を結んだユリエスキ・グリエル
○ マーリンズ 2 − 1 メッツ ●
<現地時間3月31日 ローンデポ・パーク>

 アストロズからマーリンズへ移籍したユリエスキ・グリエル内野手(38)が31日(日本時間4月1日)、メッツとの開幕第2戦に「7番・一塁」で移籍後初出場。2回の新天地初打席で痛烈な左前打を放った。

 1点リードの2回、一死無走者の場面でメッツの先発左腕・ピーターソンと対峙。カウント1−2後の低めスライダーを捉えた打球は、三遊間を痛烈に破る左前打となった。続くフォーテスの右前打で果敢に三塁へ進塁。後続が倒れ追加点にはつながらなかったものの、積極的な姿勢で新天地のファンを沸かせた。

 第2打席は中飛、第3打席は遊ゴロに倒れ、マーリンズデビュー戦は3打数1安打。チームは2−1で接戦を制し、今季初白星を挙げた。

 グリエルは2014年にDeNAでプレー。62試合の出場で打率.305、11本塁打をマークしたが、翌2015年に来日を拒み契約を解除された。2016年2月にキューバを亡命し、同年7月にアストロズと契約。2017年は正一塁手としてワールドシリーズ制覇に貢献し、2021年は打率.319でア・リーグ首位打者に輝いた。

 昨季まで7年間アストロズでプレーし、通算打率.284、94本塁打、435打点をマーク。昨季終了後にフリーエージェント(FA)となり、キャンプイン後の3月10日にマーリンズとマイナー契約を結んだ。招待選手として参加したオープン戦の打率は.227だったが、シューマッカー監督は「彼は勝つことを知っている選手である」と経験値を評価。開幕ロースターの26枠に入り、メジャー契約に切り替わった。

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