『RIZIN.41』メインイベントで皇治に勝利した芦澤竜誠 (C)RIZIN FF■『RIZIN.41』(1日/丸善インテックアリーナ大阪)
・第10試合 RIZIN キックボクシングルール:3分 3R(61.0kg)
【試合写真】『RIZIN.41』メインイベントの皇治VS芦澤竜誠皇治(LOSE) VS 芦澤竜誠(WIN)
3ラウンド判定 1−2
メインイベントで行われた皇治VS芦澤竜誠のキックボクシングルールの一戦は、お互いに激しい打撃を繰り出す一進一退の攻防を繰り広げ、判定までもつれ込むと、1−2で芦澤が勝利をつかんだ。不屈のエンペラーからの勝利を手みやげに、これからはMMAファイターとして生まれ変わる。
この試合に向けて、カード発表会見だけではなく2人きりでの道頓堀での船上会見、さらに異例の同時公開練習など、対戦前に何度も顔を合わせてきた皇治と芦澤。いよいよ迎えた本番、ついにリングで対峙した2人は、会場を埋め尽くした観客の期待に応えるように、目まぐるしい打撃戦で魅了した。
ボクシングの練習で威力を磨いてきた皇治のパンチと、長いリーチを生かした芦澤のキック&膝蹴り、お互いの持ち味を生かした試合はあっという間に9分が終了。判定はジャッジの票が割れたが、2人から支持された芦澤が勝利した。
試合後には皇治と肩を叩き合って健闘を称えたが、皇治が降りたリングに残ると試合前の宣言どおりに「ナマズ音頭」を熱唱した。