鈴木拡樹「抹茶らてまきあーとで乾杯したい」 『映画刀剣乱舞』初日に刀剣男士10振り勢ぞろい

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2023年04月01日 19:41  ORICON NEWS

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『映画刀剣乱舞-黎明-』(公開中)刀剣男士10振りが勢ぞろい
 人気ゲーム「刀剣乱舞ONLINE」を原案とする『映画刀剣乱舞-黎明-』が、3月31日より全国公開。公開初日当日に東京・TOHOシネマズ 日比谷で行われた舞台あいさつには、刀剣男士10振りが勢ぞろい。初日を迎えた喜びや本作の見どころなどを語った。

【動画】荒牧が話していたVFXのメイキング映像

 登壇したのは、主演の三日月宗近役・鈴木拡樹、山姥切国広役・荒牧慶彦、さらに、へし切長谷部役・和田雅成、山姥切長義役・梅津瑞樹、髭切役・佐藤たかみち、膝丸役・山本涼介、骨喰藤四郎役・定本楓馬、堀川国広役・小西詠斗、一期一振役・本田礼生、小烏丸役・玉城裕規と、前作に続き監督を務めた耶雲哉治。舞台あいさつの模様は全国234館でライブビューイングも実施された。

 実写映画第1弾『映画刀剣乱舞-継承-』(2019年)の公開から4年。第2弾『映画刀剣乱舞-黎明-』の公開を迎えたことについて、鈴木は「抹茶らてまきあーとで乾杯したいですね」と、映画で登場するアイテムに触れながらあいさつ。続けて荒牧が「映画第2弾となるこの作品もたくさん愛していただけるとうれしいです」と呼びかけた。

 和田は「まさかのギャルとともに出陣するとは思わなかったんですけど、おかけで14時間かけて東京来たのでお尻がちっちゃくなりました」と、福岡から東京へ高速バスで長距離移動するという作中の出来事にちなんだトークで会場の笑いを誘った。梅津は「長義も刀剣乱舞のコンテンツもどっちも好きになっていただける映画になったんじゃないかなと思っております」とコメント。

 また、佐藤は「前作が公開した時に、この瞬間をずっと夢見てきました」と初日を迎えたことへのうれしさを語った。山本は「今日はたくさん面白いことを言えるようにがんばりたいと思います」と舞台あいさつへの意気込みを披露。定本は「全国のみなさんも(中継で)温かく見ていただいて、本当にいよいよ始まったんだなとうれしい気持ちでいっぱいです」と話した。

 小西は「こうやって舞台…じゃない映画初日を迎えられることができて」のコメントに対して和田からは「アウト!」とツッコミが入るものの、公開初日に駆け付けたファンで埋め尽くされた客席からの温かな反応に「この作品に携わることができて光栄だなって思います」と喜びを噛みしめた。本田は「このようなすてきな場に今自分が立っていることをとても幸せに思っております」と感慨深げ。

 玉城は「今日から公開ということで本当にうれしく思いますし、このうれしさというものが今の僕のメイクにも表れていると思います! まあまあ攻めております」とのコメントに対して、横にいる小西が「ピンクが入っていますね」とメイクについて触れたが、玉城は「うーん…赤!」と惜しそうな表情を浮かべ、会場からも笑いが起きた。

■今だから話せる制作秘話を続々と披露

 完成した作品について、鈴木は「VFXがすごくてですね、1000カット以上のものすごい数ですよ。日本映画ではかなり貴重でハリウッド作品と同じくらいのカット数なんですけれども、使われているVFXが非常にナチュラルすぎてどこに使われているかわからないという、そこも作り手として美学だったみたいです」と今作の見どころの一つであるハリウッド級のVFXについて言及。

 荒牧は「始まった時のワクワク感や没入感がすごくて、僕自身が『満足感の高い映画だったな』って思いました」と充実した表情で「その感想を皆さまにも抱いていただけたら、と思ったんですけれども、どうでしたか?」と観客に問いかけると盛大な拍手が沸き起こった。

 さらに、三つ巴のアクションシーンについて荒牧は「監督からの要望で結構近い距離で殺陣をしてくれと言われて…我々は長い絡まるものがたくさん(衣裳に)付いている3振りですので、なかなか大変でしたよね」と答え、梅津はジェスチャーを交えながら近距離での撮影の大変さを語った。監督は「(衣裳の)布が本当に厄介で…でも、こうやってって言うとパッとやってくれるんで、ほんと布のプロ、“布プロ”ですね」とコメントし、それに対して荒牧は「ほんと、布とは長い付き合いになりました(笑)」と撮影について振り返った。

 続けて前作からの変化やこだわりについて聞かれると、和田が「前回はナイト(騎士)のようなイメージだったんですけど、今回はどっしり重心を落として一撃の重さを意識しました」とコメント。続けて「全然関係ないんですけど、今日何の日か知ってます? (へし切長谷部の)国宝指定記念日という。前作は1月18日公開で、刀帳番号(118番)だったので本当に持ってるなーって思いました」と、小話を披露すると、MCからの「おめでとう、長谷部!」の一言に会場からは盛大な拍手が送られた。

 定本は「前回は顕現したてだったが、今回は結構時間が立っているので、骨喰の意思の強さというか一本芯の強さみたいのを表現できたらなっと思った」と前作と今作との演じ方で意識したポイントについて語った。監督は「アクション監督の雲雀さんと4年前に比べてすごい成長したねって話してました」と、和田と定本をほめ、和田の現場での立ち振る舞いからも成長を感じたという裏話も披露した。

 『映画刀剣乱舞』に初参戦となった小西は「撮影の中で一番思ったのは、時間遡行軍が怖い! 森の中での撮影だったんですけれども、目がピカーって暗闇の中で光ってて、もしこれが1人だったらと思うと恐怖を覚えました(笑)」と撮影を振り返った。

 本田は「最初に(森で)撮ったシーンが、前日が雨ですごく地面がぬかるんでいたのですが、一期一振なんでどんな時でもロイヤルにというのは意識しました」とコメントすると、会場からクスクス笑いが起き「そこ笑うとこじゃないですけど(笑)」と観客にツッコミを入れる一幕も。また「拡樹さんとまっきーさんと席が近くて、ファン目線でめちゃめちゃテンション上がって緊張してた」と、撮影の移動中のエピソードを披露し「幸せな思い出だった」と語った。

 玉城は「山での撮影で、ワイヤーアクションをするのを加味して父(小烏丸)の髪の毛の長さを、ワイヤーに差し支えない程度になるだけ長くしたんですが、最初は距離感が慣れてなく…」と仮設トイレの出入りに苦労した話をすると「なんの話!? どういうこと!?」と全員からツッコミが入り、「とても広い意味で距離感をつかむのに苦労しました」と、なんとかその場を収めていた。

 今作から『映画刀剣乱舞』に初参戦となった山本は「撮影に入る前に、たかみちと2時間くらい散歩をしながら役について話したり、人生について話したりして、仲を深めて兄弟感を出すようにしました」という裏話を披露し、佐藤は「刀を使ったアクションが初めてで、1日素振り100本と教えていただいき練習していたんでが、本田礼生くんが1日に1000本振ってると聞いて…そこから1000本振るようにしました」と初めての挑戦に対して陰ながら努力した部分について明かしていた。

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