【RIZIN】榊原CEOが大会総括 芦澤竜誠は「キックを続けてもいいのでは」復活の萩原京平の次戦にも言及

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2023年04月01日 22:08  ORICON NEWS

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『RIZIN.41』を総括した榊原信行CEO (C)ORICON NewS inc.
■『RIZIN.41』(1日/丸善インテックアリーナ大阪)
 オープニングファイトを含めた全12試合の終了後、RIZINの榊原信行CEOがメディアルームでのインタビューで、KOや一本が連発した2023年シーズンのスタートの大会を総括した。

【インタビュー動画】榊原CEOが大会総括 芦澤竜誠&萩原京平の次戦は…

 昨年大みそかの『RIZIN.40』でのリング上での試合発表にはじまり、乱闘会見、道頓堀での2人だけの船上会見、異例の同時公開練習、さらに前日計量と試合までに何度も顔を合わせてきた皇治と芦澤竜誠によるメインイベントは、芦澤が膝蹴りを皇治のパンチに合わせてヒットさせ、試合を優位に進めて2−1の判定勝ちを収めた。

 榊原CEOはこの試合について「ビッグアップセット。芦澤選手はいろんなものを背負ってK-1からRIZINという舞台に乗り込んで、あれだけビッグマウスで大口を叩いてきて、その結果が問われた試合だと思いますが、相当な練習をした成果が出た試合でした。そして、最後まで倒れることなく前に出る皇治にも胸を打たれました。キックボクシングも役者が揃うと最高にスペクタクルなドラマを作り出してくれることが証明できたことは良かった」と高く評価した。

 そんな試合の主役の一人である皇治が、試合後のインタビューで引退を宣言したことについて「試合直後なので、本人の中で葛藤とかいろんな感情もあると思うので、クールダウンした中で、今後のRIZINの中で皇治選手と何をファンに届けるのか、真摯に向き合って話してみたいと思います」と語った。

 一方の芦澤は、この試合を最後にMMAに転向するが「キックに向いてる感じでしたけどね。MMAと言いながらもあのスタイルでキックを続けてもいいんじゃないかな。本人やセコンドチームとも話してみます」と“キック継続”を要望する一幕も。ファイターとしては「試合後にナマズ音頭をフルコーラスで歌っても、皇治の本拠地の大阪なのにブーイングされない異色のキャラで、愛すべきヒールになれる逸材と思う」と期待を寄せ、「なるべく早く試合をした方がいいんじゃないかなと思っています」と明かした。

 また、強豪のカイル・アグォンに何度も寝技で首を狙われるも、練習の成果を発揮して極めさせず、自分の得意な打撃をヒットさせての判定勝利で、連敗を3でストップさせた萩原京平については「この勝利は非常に大きい。この勝ちを糧にして、積極的に試合を組んでいけたら」と見据える。

 相手については「リングサイドで見ていた平本蓮や、リベンジしちゃくちゃいけない相手として鈴木千裕、クレベル・コイケ、朝倉未来もいる。茨の道ではありますが、29日の『RIZIN LANDMARK 5 YOYOGI』の結果も踏まえながら、フェザー級トップアスリートとのマッチアップになるんじゃないか」と展望した。


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