Moto3：開幕2連続ポールの佐々木歩夢「夢中でプッシュ。速いラップに驚いた」／第2戦アルゼンチンGP予選

　4月1日、2023年MotoGP第2戦アルゼンチンGP Moto3クラスの予選がアルゼンチンのアウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンドで行われ、佐々木歩夢（Liqui Moly Husqvarna Intact GP）がポールポジションを獲得した。

　前戦の第1戦ポルトガルGPでもポールポジションを獲得した佐々木は、連戦となった今大会も初日から好調な走り出しを見せていた。プラクティス1、2ともにトップタイムをマークし、総合トップで初日を終えた。

　2日目のP3では走行を行わなかったが、予選Q2でも圧倒的な速さを見せる。セッション終盤に3番手タイムをマークするが、トラックリミット違反により公式にタイムは記録されなかった。しかし、ラストアタックで1分48秒597をマークしトップに立つ。最後まで佐々木のタイムを上回るライダーは現れず、2戦連続のポールポジション獲得となった。

■佐々木歩夢
「ピットに戻った時にいいラップタイムが出たと思っていましたが、自分のラップがキャンセルされたことを知り、少しナーバスになっていました。しかし、落ち着いていて、ピットレーンでライバルのみんなが待っていることを知っていました」

「どうしたらいいのか分からなかったのですが、チームは僕をできるだけ早くコースに送り出すために素晴らしい仕事をしてくれました。僕は夢中でプッシュしていましたが、幸い速く、良いラップを記録することができました。フィニッシュラインを通過したとき、その速いラップに本当に驚きました。ポルティマオでは最後に少しがっかりしたので、日曜日も今日のように続けられることを願っています」