JR東日本、新学習指導要領に準拠した職業体験「ことむすび」販売へ

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2023年04月02日 17:51  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
JR東日本は、鉄道の現場での体験と座学を組み合わせたこども向けの体験学習「ことむすび」について発表した。今回、同社は3つの体験商品「運転士・車掌編」「駅の仕事を支える機械編」「電車を動かす電気の力編」を用意している。


「ことむすび」は、仕事の現場でのリアルな体験と、新学習指導要領に準拠した座学を通して学校の勉強の理解につなげる1回あたり1.5〜2.5時間の学びのプログラム。普段見ることや入ることのない現場でのリアルな体験で知的好奇心を高め、実際の仕事に従事する社員がこどもの目線に合わせて座学で解説するという。終了時には自宅での振り返りに役立つオリジナル教材を配布し、学校の勉強への興味・関心をさらに広げられるようにする。



体験商品の「運転士・車掌編」は、電気の通り道をつくることで電車が動くことや、ICT技術が鉄道の安全・安定輸送を支えていることに触れ、実際に電車を動かす運転士・車掌の仕事を学ぶ。「駅の仕事を支える機械編」は、「Suica」、自動改札機、ホームドアなど、駅の仕事を支える機械のしくみに磁力の原理が応用されていることや、技術開発・保守など機械技術者の仕事を学ぶ。「電車を動かす電気の力編」は、電車を動かすための「電気の通り道」や、その通り道を流れる「電流の働き」、電気の変換による「電気の利用」、これらに携わる電力技術者の仕事を学ぶ。

第1弾として、4月29日から5月6日まで、小学生とその保護者を対象に、これら3つの体験学習を実施する。事前に予約・購入する方式で、ECサイト「JRE MALL」で購入できる。


今後も夏休みや連休などを中心に、随時、「ことむすび」商品を販売する予定。鉄道以外のテーマの体験商品の販売も予定しているという。(佐々木康弘)
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