
猫がいる職場の風景がTwitter上で大きな注目を集めている。
【動画】人間「あの…そこどいてもらえませんか?」猫「…(無視)」→この通り仕事になりません
「【よくある質問】
Q. 会社に猫がいたら仕事の邪魔になりませんか?
A. なります。」
とその模様を紹介したのは消防用設備等の設計、施工を手がける大阪市の青木防災株式会社(@aokibosai)の公式アカウント。
動画に映るのは、複合コピー機の上に乗り、スタッフがいくらどかそうとしても動じない猫ちゃん。これは確かに邪魔に違いないが、それはともかく可愛い。
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青木防災の投稿に対し、SNSユーザー達からは
「『おーい、コピーまだか〜?』『ちょっと猫がどいてくれないもんでしばらく待ってください』『じゃあ、しかたない』」
「『会社に猫がいるんじゃない、猫がいる場所が会社なんだ』」
「猫が仕事の邪魔をしてるんじゃなくて仕事の作業が猫の生活を邪魔してるんやで( ◜ᴗ◝)ニッコリ」
「良いなぁ〜オイラもニャンコやワンコと一緒に仕事したいなぁ〜。職業柄無理なんですけどね・・・」
など数々の歓喜と羨望の声が寄せられている。
猫がいる会社に聞いた
青木防災の担当者に話を聞いた。
ーーこの猫ちゃんのプロフィールをお聞かせください。
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担当者:タマスケという8歳のオス(去勢済み)です。初対面では人見知りですが、実は人たらしで部下想いです。以前、ガレージで猫が出産し、その中で1匹だけどこにも行かずに残ったためオフィスにて雇用することになりました。
ーータマスケくんは他にも“邪魔”をしてしまうのでしょうか?
担当者:帰宅しようとする社員を妨害したり、残業を強要したり、デスクに乗ってお尻を近づけてくるなどやりたい放題です。
ーー今回の反響へのご感想をお聞かせください。
担当者:多くの方が、少々の猫による邪魔より「癒し」に注目されていました。
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これまで当たり前に過ごしていた猫がいる職場から、自分が如何に「癒し」を受け取ってきたのか、またそれが当然ではなく多くの方から羨望される状況なのかを改めて実感しました。この幸せな状況を自分だけでなく、多くの方に共有できればもっと世の中が幸福になるのかな…と、それも仕事であり使命の一つなのかなと思いました。
発信をキッカケに本業の火災報知器やスプリンクラー等の消防用設備に注目して頂く機会が増えれば幸いです。
◇ ◇
タマスケくんはTwitterのみならずYouTubeでも人気者。人間と動物が共生する博愛の光景をぜひ多くの方にご覧になっていただきたいと思う。
なお今回の話題を提供してくれた青木防災は防火管理者の補助メディア「ボジョ」で専門家に向けたさまざまなお役立ち情報を発信中。中には一般にも有用な知識も多く含まれているので、ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)