食べ忘れたゆで卵、20年経った変化に驚愕 赤く輝くルビーのように!(中国)

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2023年04月05日 05:11  Techinsight Japan

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中国在住のある女性が小学生の頃に母親がゆでた卵を食べ忘れてしまい、そのままにしていた。20年経ってから見つかり、人々を驚かせた(画像は『星島日報 2023年3月11日付「雞蛋變紅寶石 網民嘆神奇「雞蛋界法老」」』のスクリーンショット)
20年前にゆでた卵が、宝石のように変化したと話題になっている。中国在住のある女性が小学生の頃に母親がゆでた卵を食べ忘れてしまい、そのままにしていたそうだ。香港を拠点とするニュースメディア『星島日報』などが先月中旬に報じていたが、世界の奇妙なニュースを紹介するウェブサイト『Oddity Central』が今月に入って取り上げたことで、さらに注目を集めることとなった。

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中国山東省済南市在住のフウ(傅)さんという女性が、中国のSNS「豆瓣(Douban)」にゆで卵の写真を投稿したところ、多くの関心を集めた。写真のゆで卵はフウさんが小学生の時に食べ忘れたもので、それから20年経っているという。

中国の大手メディア『捜狐』によると、フウさんは2003年の小学校6年生の時に母親と一緒に近所の食料品店を訪れ、バラ売りされていた卵の中から他の卵より一回り小さい卵を見つけたそうだ。フウさんはその小さい見た目に魅了され、母親に卵を買ってもらうことにした。

そして翌日、フウさんの母親は娘が学校で食べられるように卵をゆでておいた。フウさんはゆで卵をリュックサックの横のポケットに入れ、学校に持って行ったものの、その日は食べるのを忘れてしまい、そのまま3日ほど経ってしまった。気づいた時にはゆで卵がすでに腐っていると思い、食べることに躊躇するも捨てる気にならず冷蔵庫の上に置いたそうだ。

それから2か月以上経って、母親が冷蔵庫の上を掃除したことでフウさんはゆで卵の存在に気付いた。ゆで卵はピスタチオほどのサイズに小さく縮んでプラスチックのように固くなり、赤く変色して亀裂が入っていた。この時フウさんは卵が特別な存在に思え、ジュエリーボックスに入れて保管することにした。


その後、フウさんは卵のことを忘れたまま20年が経ち、最近になって彼女の母親が家の片隅で見つけたそうだ。卵は赤い半透明で光を当てると内部の亀裂に光が乱反射して輝きを放ち、まるで宝石のルビーのようだった。フウさんのゆで卵の写真を見た人たちは「ファラオ・エッグ」と呼び、このような声を寄せている。

「時間が卵を宝石に変えてしまったんだね。」
「今からゆで卵を作っておいたら、20年後には(ルビーに変化して)お金持ちになれるかな?」
「ありがとう。あなたがシェアしてくれなかったら、こんな珍しい卵を見る機会がなかったかも。」


中には「なぜ今まで腐らなかったんだろう」と疑問の声も届いており、それに対してフウさんは住んでいる地域が寒くて乾燥した環境にあるためではないかと答えている。また湖南師範大学生命科学学院のジァン・シュエジェン教授(郑学建)は、フウさんの卵について「卵黄がなく、卵白のみの卵だったのではないか」と主張しており、卵白のタンパク質が変色したためではないかと推測している。

ちなみに今回のように、注目を集めた珍しい卵は他にもある。今年2月にイギリスのあるカップルがスーパーで買った4個の卵を割ったところ、そのうちの3個が二黄卵で、1個は「110億分の1」の確率と言われる四黄卵だった。

画像は『星島日報 2023年3月11日付「雞蛋變紅寶石 網民嘆神奇「雞蛋界法老」」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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