英ジョージ王子、国王の戴冠式でカミラ王妃の孫達と付添人を務めることに

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2023年04月06日 16:21  Techinsight Japan

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祖父チャールズ国王の戴冠式で“ページ・オブ・オナー”の役目を務めることになったジョージ王子。過去には叔父の結婚式で“ページボーイ”を務めた経験も(画像は『The Prince and Princess of Wales 2022年7月21日付Instagram「George is turning 9!」』のスクリーンショット)
英ジョージ王子(9)が、5月に行われるチャールズ国王の戴冠式で重要な役割を務めることになった。王子が任命されたのは、国王の手伝いをするページ・オブ・オナーの役目だ。国王には王子をはじめとする4人が付き添い、カミラ王妃には彼女の3人の孫達と大甥が付き添うという。

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チャールズ国王の戴冠式が今年5月6日、ロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われる。歴史的な式典の開催に先立ちバッキンガム宮殿は現地時間4日、戴冠式で国王夫妻の手伝いをする“ページ・オブ・オナー”の役目に就く男の子達の名前を発表した。

戴冠式では、チャールズ国王とカミラ王妃にそれぞれ4人ずつのページ・オブ・オナーが付き添うことになる。

チャールズ国王には、孫で王位継承順位2位であるジョージ王子に加え、チョルモンドレー侯爵の息子オリバー・チョルモンドレー卿(13)、国王のゴッドサンであるエドワード・トレマッシュ氏の息子ラルフ・トレマッシュさん(12)、国王のまたいとこでカミラ王妃の友人サラ・トラウトンさんの孫ニコラス・バークレーさん(13)の3人が選ばれた。

カミラ王妃には、彼女の3人の孫であるガスさん&ルイス・ロープスさん(双子でともに13)と、フレディ・パーカー・ボウエルズさん(13)に加え、大甥のアーサー・エリオットさん(10)が選ばれている。

ページ・オブ・オナーとは貴族や紳士階級、王室上級メンバーの10代の息子達に与えられる栄誉ある任務だが、王子は9歳で選ばれたことになる。任期は2〜3年であり、英国議会開会式では君主が羽織る長くて重いマントの裾を運ぶため、4人の男の子達が出席して手伝うことが求められている。

王室の侍従長が発行する公式の衣装本によると、ページ・オブ・オナーは金のレースが付いた緋色の上着を纏い、金のレース付きの白いサテンのベストと白い半ズボンをはいている。袖には青いベルベットのカフスを、襟元にはレースのネクタイとフリルを付け、白い手袋と黒いバックル付きの靴を合わせている。戴冠式では、小型の儀式用の剣と緋色の羽根を飾った三角形の帽子なども着用するとみられている。

戴冠式ではジョージ王子を含むページ・オブ・オナーが、ウェストミンスター寺院の身廊を歩くことになる。戴冠式後のパレードでは、ジョージ王子が妹シャーロット王女(7)、弟ルイ王子(3)、両親と一緒に馬車に乗り、国王とカミラ王妃を乗せた馬車「ゴールド・ステート・コーチ」の後ろに続いてバッキンガム宮殿に向かうことが3月に報じられたばかりだ。


国王の息子ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃の長男であるジョージ王子は、叔父にあたるヘンリー王子のロイヤル・ウェディングで、花嫁メーガン妃の付き添いをする“ページボーイ”の役目を務めた経験がある。

戴冠式を来月に控え、バッキンガム宮殿は4日にチャールズ国王とカミラ王妃の最新の公式ポートレートを公開。続いて翌5日には、戴冠式に招待される2000人のゲストに送られる招待状を初披露した。この招待状では、カミラ王妃の称号がこれまでの「クイーン・コンソート」から「クイーン」へと変更されていた。

画像は『The Prince and Princess of Wales 2022年7月21日付Instagram「George is turning 9!」、2022年12月13日付Instagram「Sharing a new picture of the family for this year’s Christmas card!」』『The Royal Family 2023年3月3日付Instagram「The King and The Queen Consort will travel to France」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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