DeNA・東克樹が7回無失点で今季初勝利　巨人相手に毎回の8奪三振と圧巻の投球

○ DeNA　4 − 0　巨人 ●
＜3回戦・横浜＞

　DeNA・東克樹投手が6日、巨人戦（横浜）に先発。7回89球を投じ、4安打無失点。無四球、毎回の8奪三振と圧巻の投球を披露し、今季初勝利を挙げた。

　初回はわずか13球で巨人の上位打線を3者凡退に打ち取る好スタートを切った。0−0の4回は先頭の長野久義に二塁打を浴びて得点圏に走者を背負ったが、続く吉川尚輝を中飛、3番・丸佳浩を二ゴロに封じ、二死三塁から最後は岡本和真を145キロ直球で空振り三振に打ち取り、ピンチを切り抜けた。

　5回は一死からブリンソンに左前へはじき返されたが、続く坂本を三ゴロ併殺に仕留めた。その裏、二死一・三塁の好機で打席に立つと、三塁線への犠打を決めて先取点をもぎ取った。

　6回は先頭の大城卓三、続く横川凱を連続三振に打ち取ると、最後は長野を三飛。7回も3者凡退に封じ、8回以降はリリーフ陣に後を託した。

　試合は7回に代打・楠本泰史の右越え3ランでリードを広げ、4−0で巨人に2連勝。東は今季初勝利を挙げ、昨年6月23日の巨人戦（東京ドーム）以来、287日ぶりとなる白星を掴んだ。