千賀滉大、6回1失点で2連勝　本拠地初登板で快投、お化けフォーク冴え6K

○ メッツ 5 − 2 マーリンズ ●
＜現地時間4月8日　シティ・フィールド＞

　メッツの千賀滉大投手（30）が8日（日本時間9日）、本拠地でのマーリンズ戦に先発出場。ホームデビュー戦で6回1失点の快投を披露し、メジャーデビューから無傷の2連勝を飾った。

　6回途中1失点でメジャー初勝利を挙げた2日（同3日）のデビュー戦に続き、今回はホームでマーリンズ打線と対峙した千賀。初回は一死から連打を許し一、二塁のピンチを招いたが、4番・ソレアを「お化けフォーク」で三振に仕留め二死。続くセグラは初球の98.1マイル（約158キロ）直球で一ゴロに仕留め無失点スタートを切った。

　2回は圧巻の3者連続三振斬り。結果球はすべてフォークで、2回までに5三振を記録した。3回以降はマーリンズ打線の早打ちを誘い、5回まで2安打無失点投球。3点リードで迎えた6回、1番・チザムにメジャー初被弾となる右越えソロを浴びたが、最後は二死一、二塁のピンチを凌ぎ、6回90球、3安打1失点、6奪三振3四球の内容で降板した。

　メッツ打線は4番・アロンソがメジャートップタイの5号2ランを放つなど、この日も千賀をしっかりと援護。リリーフ陣はマーリンズ打線の反撃を1点に抑え、6回1失点の千賀はメジャーデビューから2連勝をマークした。