中日が異例の2回に捕手交代も「当然」の声…高木豊氏「こういうことをやっていると勝てない」

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2023年04月10日 07:34  ベースボールキング

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中日の木下拓哉
◆ 攻守に精彩欠くプレー「冷静さを失っている」

 中日は9日、敵地でDeNAに0−8で敗れ、12球団ワーストとなる4度目の完封負け。開幕から3カード連続の負け越しとなった。

 初回から先発登板した福谷浩司がDeNA打線につかまり、打者一巡の猛攻を受け、いきなり6点のビハインドを背負う展開に。打線も散発5安打に選んだ四球も1つだけと、ほぼ完ぺきに封じ込まれ、見せ場を作れずに終わった。

 9日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の高木豊氏は、「7番・捕手」で先発出場していたものの2回裏に途中交代した木下拓哉が攻守両面で精彩を欠いていたとして、「代えられて当然だった」と厳しく指摘した。

 まずは初回の守り。4点を失いなお二死二塁の場面、8番・戸柱恭孝に対し際どいコースへボールの出し入れをするなか、カウント3−2から甘く入った6球目のスライダーを被弾。高木氏は一塁ベースが空いている上、次打者が投手という状況から、戸柱と勝負する場面ではなかったとの見解を示し、不用意な失点だったと主張した。

 「4点取られていてクサイところにいけないですよ。それだけの調子があったら0点に抑えてますから。それ(戸柱との勝負)を選択させたベンチもどうかと思いますけど、次打者が投手なら『4点に抑えておこう』と(木下が)わからなきゃいけないですよ」

 さらに、攻撃では6点を追いかける2回無死二塁の場面で、木下は初球を引っ掛け二塁走者が動けぬ遊撃ゴロで凡退。こちらもDeNA打線が打球方向を意識している様子が垣間見えていただけに、あまりに対照的な打席内容だった。

 「6点あって自分が還しにいこうと思ったのかもしれませんけど、まだ2回ですよ。初球だったら右方向に強い打球でヒットを打ちにいき、それが失敗したとしても進塁できるということを、キャッチャーの脳を持っているのだったらなぜそうしなかったのか」

 攻守に精彩を欠いた木下拓のプレーに厳しい言葉を並べた高木氏は、「ボタンの掛け違いというか、冷静さを失っているというか。そりゃバッテリーごと代えられるのは当然。こういうことをやっていると勝てないですよ」と、最後まで厳しかった。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

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  • 木下は年々、悪くなってるやん!ここまで打たれんてもうプロ野球ちゃうやろこれ(笑)
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