ヤクルト・山田哲人に“WBC効果”あり?谷繁氏「トリプルスリー狙えるんじゃないかという元気の良さ」

1

2023年04月12日 07:23  ベースボールキング

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ベースボールキング

ヤクルトの山田哲人
◆ 盗塁数リーグトップ「今年はとにかく走る」

 ヤクルトの山田哲人選手(30)は11日、DeNA戦(神宮)で今季初の3安打猛打賞に加えて1盗塁2得点の活躍を見せ、チームの勝利に貢献した。

 「3番・二塁」で先発出場した山田は、第1打席に右二塁打を放ち直後の村上宗隆の先制2ランを呼び込むと、第2打席は併殺崩れの間に1打点。5回の第3打席に左安打でマルチ安打とし、続く6回には中安打で出塁後、今季4個目の盗塁でチャンスメークした。

 同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に番組MCとして出演した野球解説者の谷繁元信さんは、「今年はとにかく走るんですよ。WBCでも走ってましたし、今日もスチールして4盗塁目。走れるということは体の状態が良いということですから、これはまたトリプルスリー狙えるんじゃないかなという元気の良さ」と、山田のコンディション面の充実ぶりに言及。

 同じく番組に出演した笘篠賢治さんは「WBCから大変だったと思いますけど、(コンディションを)早く仕上げて早く走れる状態を作れた。WBCでも目一杯走る、打つ、守る、このプレーを一度やっていますから、今季は開幕してからスッと入れているんじゃないか」と、WBCに照準を合わせた早めの調整が好パフォーマンスにつながっていると分析した。

 また、「年齢が30になってくると、体のことも考えながら『ちょっと自重しようかな』という考えも芽生え始める頃なんですよ。でもそういうところもないでしょ。こういうプレーを見せてくれると息長く第一線でできますよ」と話した。

 開幕から全10試合に先発出場し、打率こそ「.231」だが、4盗塁はリーグトップ。今季は自身4年ぶりの30盗塁、そして2018年シーズン以来4度目となるトリプルスリー(打率3割・30本塁打・30盗塁)達成にも期待がかかる。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

【動画】村神様に一発が飛び出し快勝!DeNA戦ハイライト

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定