阪神・村上、7回完全投球も…佐々木氏「ガラッと流れが変わることがある」直後の8回に石井が岡本に被弾

● 巨人 1 − 2 阪神 ○
＜2回戦・東京ドーム＞

　12日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−阪神戦』で解説を務めた佐々木主浩氏は、7回までパーフェクトに抑えた阪神・村上頌樹について言及した。

　阪神の先発・村上は立ち上がりからコントロールよく、凡打の山を築き、7回まで1人も走者を許すことなく完全投球。

　村上が7回を投げ終えると、佐々木氏は「初回からコントロールミスもなかったですし、落ち着いて投げている。今日は本当に素晴らしいですよ、ボールのキレ、コントロールがいい」と絶賛。

　1−0の8回は8番・木浪聖也からで、9番・村上に回る打順。しかし、ネクストバッターボックスには原口が用意。佐々木氏はこれを見て、「ボールを見てもそこまでじゃないですよね、丸に大きいあたり打たれましたけど、コントロールミスもそうそうしているわけではないのでね」とコメント。

　村上に代わって原口に代打が送られると、佐々木氏は「これ勝てばまだいいですけど、なんか打たれたりすると悔いが残るピッチャー。思いきったことするな。ピッチャーが代わることによってガラッと流れが変わることがあるんですよ。代えるなら9回、抑え直結。8回は投げさせた方がと思いますよね」と話した。直後の8回に代わった石井が岡本和真に同点弾を浴びた。

（ニッポン放送ショウアップナイター）