前回145球の熱投の中日・小笠原、6回2失点で今季初勝利　福留孝介氏「支配しましたよね」

○ 中日 9 − 2 巨人 ●
＜4回戦・バンテリンドーム＞

　中日の開幕投手・小笠原慎之介が14日、巨人戦に先発し6回2失点で今季初勝利を挙げた。

　開幕戦の巨人戦で8回途中145球3失点に抑えて以来の先発となった小笠原は、4回まで巨人打線をノーヒットに抑えるピッチング。5回に先頭の中田翔にライト前に運ばれたが後続を打ち取った。6回に坂本勇人、中田に適時打を浴びたが、6回・113球、4安打、2失点と先発の役割を果たした。

　東海ラジオの制作で、ニッポン放送ショウアップナイターでも放送された14日の中日−巨人戦で解説を務めた福留孝介氏は、「立ち上がりをすごく意識して自分でテンポを作って、ゲームというのを自分の中にまず支配しましたよね。そこにリズムがあることによって攻撃陣も守りやすく、攻撃しやすく、良い方にいきましたよね。6回は少し疲れがあったかもしれないですけど、ナイスピッチングでしたね」と小笠原の投球を振り返った。

　昨季まで2年間チームメイトとして小笠原を見てきた福留氏。「本当に逞しくなりましたね。自分の結果とかそういうものに対して一喜一憂するというのが少なくなりましたね。なので、マウンド上で次のことを考えて、一つのプレーであっても、次のことを考えて落ち着いて自分の今の現状を見ながら投球ができていますね」と評価した。

（提供：東海ラジオ ガッツナイター）