山本由伸は佐々木朗希との投げ合いに敗れるも…池田氏「もうどっちが良い悪いの話ではない」

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2023年04月15日 07:22  ベースボールキング

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山本由伸 [写真=北野正樹]
◆ ”日本最高峰”の対決で見せた矜持

 オリックスの山本由伸が14日のロッテ戦で先発登板。6回5安打9奪三振1失点と力投するも、打線が佐々木朗希、益田直也、澤村拓一の前に無失点に抑え込まれ今季初黒星を喫した。

 唯一の失点を喫したのは4回裏だ。一死から山口航輝と安田尚憲に連打を浴びて一・三塁のピンチを招くと茶谷健太にサードのグラブを弾くレフト前への適時打を許し、先制点を献上してしまう。後続を三振で断ち、続く5回と6回も危なげない投球で無失点に抑えてマウンドを後にしたが、結果的にこの1点が決勝点となってしまった。

 14日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した番組MCの高木豊氏は開口一番「笑っちゃうね…圧巻だったというか」と日本を代表する両投手が見せた投げ合いについてコメント。続けて山本が両チーム通じて初めての安打を許した際の表情について「あの時に、あぁーって顔をしていたんですよ。やっぱりそこまで意識していたんでしょうね、絶対打たせないというね」と心境を慮った。

 また「もう少しテンポよく投げられたと思う」という山本の試合後コメントについて、野球解説者の池田親興氏は「テンポというよりかは自分の力を精一杯、一球一球投げていくだけの時間がそのテンポに繋がっていったんでしょうけど」と分析した上、「見ているだけでもうどっちが良い悪いの話じゃなかったので」と改めて力投を披露した両投手を絶賛した。

 ともに3月に開催されたWBC日本代表に選ばれ、3大会ぶりの優勝に貢献した両右腕。初対戦の軍配は佐々木朗に上がったが、次の対決が今から待ち遠しい。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

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