『ブルーロック』糸師凛は寒がり？　私服姿のグッズに見る、スーパースターの個性と世界観

　「週刊少年マガジン」で連載中の金城宗幸氏とノ村優介氏によるサッカー漫画『ブルーロック』。本作は、サッカー選手強化施設“ブルーロック”を舞台に、世界一のストライカーを目指す選手たちの奮闘が描かれている。

（参考：【写真】『ブルーロック』糸師凛の私服姿が描かれたグッズたち）

　“ブルーロック”の中で選手たちは、ボディースーツとその上からビブス、またはユニフォームを着ていることが多い。あとは、就寝時や食事の際に着ている部屋着か、入寮時に着用していた制服を身にまとっているぐらいだ。

　しかし18巻の150話では“ブルーロック”から外出許可が降りる。没個性のボディースーツから、個人のセンスが見え隠れする私服姿が見られる貴重なエピソードである。作中でも私生活が謎に包まれている糸師凛の私服は、黒のスキニーに革靴、ライダースジャケットの中にはグリーンと白色のボーダーがデザインされたタートルネックというスタイルだった。

　それ以外にも実は彼の私服姿を拝見することができる。それが公式から出ているグッズだ。今回は糸師凛の私服姿が見られるグッズを探してみたいと思う。

　まず紹介したいのは、アクリルスタンド（【グッズ-スタンドポップ】ブルーロック 糸師 凛 私服ver. 特大アクリルスタンド／株式会社アルマビアンカ）。ブルゾンに黒のパーカー、丈の長い白シャツでレイヤードを演出したコーデだ。意外にカジュアルな服も着るんだ...と思わせてくれるグッズである。

　ブラウン系カラーのセットアップを着る糸師凛（【グッズ-スタンドポップ】ブルーロック アクリルスタンド 糸師凛 パーカー／株式会社アルマビアンカ）も見逃せない。186cmの長身が映える、テーラードジャケットとテーパードパンツの相性は抜群で、オシャレに気を遣っているのが窺える。しかも白い猫を膝に乗っけて読書するというのだから、正直モテそうである。

　こちらのアクリルスタンド（【グッズ-スタンドポップ】TVアニメ『ブルーロック』 アクリルスタンド 糸師 凛 【まねきねこコラボグッズ】／株式会社アルマビアンカ）は、2022年に発売された全国チェーンのカラオケ店「まねきねこ」とのコラボ商品から。他にも同じイラストが使用されたポストカードや缶バッジも販売されている。

　お次はクリアファイル（【グッズ-クリアファイル】ブルーロック クリアファイル タクティカルver. 糸師凛／株式会社Y Line）。こちらのイラストに至っては、ヘアスタイルがマッシュっぽいセンターパート分け。出で立ちは、ビッグシルエットのマウンテンパーカーとスウェットパンツ。ご丁寧にスカイブルーでまとめられている。「BLUELOCK」とロゴが入っていることから、もしかしたらブランドは“ブルーロック”なのかもしれない……。

　また、2022年に開催された富士急と『ブルーロック』のコラボ商品（マイクロファイバービッグタオル）には、ロングコートにハイウエストのパンツ、手元にはメガネ、黒のロングブーツで大人感あふれるコーディネートで登場している。どちらかというと富士急に行くような格好ではない気がするが……クールな顔でジェットコースターに乗っている糸師凛は画になりそうなので問題はないだろう。

　こうして見ると、糸師凛は首元まで隠れる洋服を着ていることが多い。彼がなぜ首元を隠すのかは分からないが、見た目は細身なのでもしかしたら寒がりなのかもしれない。他にも想像が掻き立てられるグッズは販売されている。本編の番外編として探してみるのも悪くないだろう。

（文＝鳥羽竜世）