＜1回戦・マツダスタジアム＞
DeNAの今永昇太が21日、今季初登板となった広島戦で8回・101球、5安打、6奪三振、無失点で今季初勝利を挙げた。
WBC日本代表の一員として世界一に貢献した今永は帰国後、ファームで2試合先発し、11回、14奪三振、防御率0.82としっかりと調整してこの日が初先発となった。「キャッチャーの戸柱さんが僕を楽にしてくれるような声かけをしてもらった。楽に腕が振れて、質のいいまっすぐがいったんじゃないかなと思います」。3回まで毎回走者を出しながらも、粘りの投球で無失点。
「0−0が続いているんですけど、1点もあげたくないという心境で投げると、かえって失点する可能性があるので1点を取られる気持ちでいいよと、そういう声かけをしてもらいました」。4回以降は8回まで2安打に抑える投球で、8回を投げ終えたところでマウンドを降りた。
1−0の9回は守護神・山��康晃が試合を締めた。今永は「山��康晃さんはうちの守護神なので、どんなことがあっても安心してみられたので、勝利の瞬間嬉しかったです。チームの状態もいいですし、勝っても負けても次の日に引きずることなく雰囲気ができている。明日もいい試合して、最後に勝ちが収められるようにみんなに頑張ってほしいと思います」と喜んだ。
（取材＝ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗）
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今日も何とか勝てたけど、打撃陣はもっと奮起してほしい。
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