ラ・リーガの第30節が22日に行われ、2位のレアル・マドリードと12位のセルタが対戦した。
ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)でベスト4進出を決めたレアルは、その一戦の先発メンバーから5選手を変更。トニ・クロースやルカ・モドリッチといったベテランがベンチに座り、オーレリアン・チュアメニやダニ・セバージョス、マルコ・アセンシオらがスタメンに名を連ねた。
試合は立ち上がりからホームのレアルがセルタ陣内に攻め込んでいく。左サイドのヴィニシウス・ジュニオールやセバージョスが絡んだ突破や、アセンシオのプレイスキックなどからゴールに迫るが得点を奪えない時間が続いた。
しかしレアルは42分、左サイドでボールを持ったセバージョスが一瞬の動きで裏をとったヴィニシウスにスルーパスを供給。ヴィニシウスはボックスの深い位置まで侵入すると、中央へマイナスのパスを送り、後方から走り込んでいたアセンシオが左足で合わせてゴールネットを揺らした。
前半のうちにリードを奪ったレアルは48分、アセンシオの右CKにゴール前へ走り込んできたエデル・ミリトンが頭で合わせ、2−0とリードを広げた。その後もレアルが主導権を握る展開となるが、セルタも前半よりは前に出る回数が増えていく。77分にはイアゴ・アスパスが裏に抜けてGKティボー・クルトワをかわしてのシュートを狙うが、横っ飛びを見せた守護神の手にゴールを阻まれた。
レアルの攻勢は終盤も続いたが、試合は2−0のまま終了。アセンシオが1ゴール1アシストの活躍を見せたレアルは次節、中2日で敵地でのジローナ戦に臨む。
【スコア】
レアル・マドリード 2−0 セルタ
【得点者】
1−0 42分 マルコ・アセンシオ(レアル・マドリード)
2−0 48分 エデル・ミリトン(レアル・マドリード)