EL敗退を振り切りFA杯決勝進出なるか…マンU指揮官「最良の解決策を探している」

　マンチェスター・Uのエリック・テン・ハグ監督が、現在のチームについてコメントした。23日付けでイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

　20日に行われたヨーロッパリーグ（EL）準々決勝セカンドレグ・セビージャ戦を迎えたマンチェスター・Uは、敵地で3−0の黒星を喫し2戦合計2−5で大会敗退となった。テン・ハグ監督に対しては、一部の主力選手をベンチスタートさせた采配について懐疑的な報道も伝えられているが、改めて今回の結果を振り返った同監督は「多くのポジションで怪我人が出場停止の選手が出ているため、同じメンバーで戦うことが少ない。多くの試合をこなし負担が大きくなると、選手のコンディションを保つためにローテーションが必要になってくるんとコメントした。

　そして23日には日本代表MF三笘薫が所属するブライトンと、FAカップ決勝進出をかけた準決勝を戦う。EL敗退のショックを振り切りタイトル獲得へ近づけるのか注目が集まっているが、テン・ハグ監督は「次の試合のために、戦術的なアプローチに基づいて決断を下さなければならない。今は最良の解決策を探しているところだ。短期的なことはもちろん、長期的にも考えなければならない」「試合での挫折にどう対処するかだ。プランに忠実でなければならない」と語り、チームの立て直しへ意気込みを示した。

　果たしてマンチェスター・Uは、サッカーの“聖地”ウェンブリー・スタジアムでブライトンを相手に勝利を収められるのだろうか。