新潟、MF石山青空の来季加入内定を発表…U18からの昇格はクラブにとって5年ぶり

　アルビレックス新潟は24日、同クラブのU−18に所属しているMF石山青空について、来シーズンのトップチーム昇格が内定したことを発表した。

　石山は2006年1月27日生まれの現在17歳。新潟県燕市出身で、U−15から新潟の育成組織に所属している。今シーズンはトップチームに2種登録されており、3月8日に行われたJリーグYBCルヴァンカップ・グループステージ第1節のアビスパ福岡戦では後半途中からピッチに立ち、トップチームデビューを果たしていた。

　新潟はクラブ公式HPを通して、石山の特徴を「豊富な運動量を武器にチャンスを演出するミッドフィルダー」と紹介。また、石山自身もクラブ公式HPを通して以下のようにコメントを発表している。

「小さい頃からの夢だったアルビレックス新潟のトップチームに昇格することができ、とても嬉しく思います。今年は2種登録選手としてJリーグの公式戦に出場させてもらっていますが、これからはプロサッカー選手としての自覚を持ち、誰からもプロ選手と認めてもらえるように努力していきます。来シーズンはできるだけ早く試合に出場して新潟のために戦っていきますので、応援をよろしくお願いします」

　なお、新潟U−18の選手がトップチーム昇格を果たすのは2019シーズン以来5シーズンぶりのこと。当時はMF本間至恩（現：クラブNXT※クラブ・ブルッヘのセカンドチーム）、DF岡本將成（現：鹿児島ユナイテッドFC）、GK藤田和輝（現：栃木SC）の3選手がトップチーム昇格を勝ち獲っていたが、以降は昇格のないシーズンが続いていた。