中国ではEVの「e:NS2」「e:NP2」を2024年初頭に発売。上海モーターショーで公開したコンセプトモデル「e:N SUV 序」をベースとした量産モデルは2024年中に発売する。これら3車種を含め2027年までに計10車種のEVを投入予定。他地域に先駆け、2035年までにEV販売比率を100%とする。
「上海モーターショーでは中国の地場企業が圧倒的な数のNEV(New Energy Vehicle、新エネルギー車=PHEVやEVのこと)を展示していた。一方の日系各社はホンダを含め、(EVに焦点を当てた発表、展示は行ったが)実際のところハイブリッド車をかなり展示していた。地場企業の数に圧倒された」(青山副社長)
交換式バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:」(モバイルパワーパック イー)を搭載した「EM1 e:」(イーエムワン イー)を日本、欧州、インドネシアで2023年中に発売する。市場環境やユーザーの用途、技術進化を踏まえ、交換式バッテリー以外の選択肢も検討していく。(藤田真吾)