広島、マツダ初の連敗で貯金消滅　捕逸で決勝点献上、4回3失点の大瀬良2敗目

● 広島 3 − 6 中日 ○
＜3回戦・マツダスタジアム＞

　広島は本拠地・マツダスタジアムで今季初の連敗。貯金が消滅し勝率5割に逆戻りとなった。

　登録抹消を経て中11日で先発した大瀬良だったが、初回から走者を背負い続ける苦しい投球。3回に3安打を集中され2点を先制されると、追いついてもらった直後の4回はバッテリーを組む坂倉が、二死三塁でパスボールを犯し勝ち越し点を奪われた。

　大瀬良は4回78球、6安打3失点（自責点2）、4奪三振1四球の内容で降板。5回は2番手のアドゥワが1点を失い、再び1点差に詰め寄った8回は5番手・戸根が2点適時二塁打を浴び3−6と突き放された。

　打線は2点を追う3回、二死から1番・菊池の中前適時打、3番・秋山の右前適時打で同点。しかし、再び勝ち越された4回以降は5番・西川の3号ソロの1点のみに終わり、4回3失点の大瀬良は2敗目（2勝）を喫した。