広島・九里がリーグトップの防御率0.68　坂口氏「対戦して嫌なピッチャーでしたね」

◆ 「一球一球に気持ちを込めて投げている」

　広島の九里亜蓮投手が27日、中8日で中日戦に先発登板。連続無失点記録は20イニングで途切れるも、7回をわずか71球、2安打1失点と好投した。

　同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した大矢明彦氏は、「一球一球に気持ちを込めて投げている。その気持ちが、きちっとコントロールされている」と、九里の持ち前のメンタル面の強さに言及。

　また、同じく解説を務めた坂口智隆氏も「気持ちが前に出てくるタイプのピッチャー」と印象を語り、投球スタイルについても「インサイドを思い切って突けますし、（ボールを）抜くことも出来る。対戦して嫌なピッチャーでしたね」と、現役時代の記憶も振り返りながら評価した。

　惜しくも今季2勝目とはならなかったものの、防御率はリーグトップの「0.68」まで良化。大瀬良大地が故障離脱しただけに、引き続き先発ローテーションを支える活躍が期待される。

☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』