生え際後退に悩む26歳男性、タトゥーを入れるも「油性ペンで描いたほうがまし」と酷評(伊)<動画あり>

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2023年04月28日 21:11  Techinsight Japan

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前頭部の生え際が後退し、イタリア中西部フォンディのタトゥーショップでタトゥーを入れた26歳男性。前髪のデザインを禿げ上がった部位に転写する様子(画像は『Gipsyg Tattooer 2023年3月8日付TikTok「Il mio cliente ha sempre sognato la frangetta ed io ho esaudito il suo desiderio」』のスクリーンショット)
人目につきやすいこともあり、前頭部の生え際の後退を気にする人は少なくない。ましてや20代となると、早い段階で頭皮ケアや植毛などの薄毛対策を行う人もいるだろう。そんななかイタリアの26歳の男性はタトゥーで“生え際ハゲ”をカバーしたのだが、評判は芳しくないようだ。英ニュースメディア『The Mirror』などが伝えている。

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イタリア中西部フォンディでタトゥーショップ「ジプシー、ジー・タトゥー&ピアシング(Gipsy.g Tattoo & Piercing)」を経営するマリア・ジーナ・オルトベリさん(Maria Gina Altobelli、30)は、TikTokに13万9千人のフォロワーを持つタトゥーアーティストだ。

マリアさんがTikTokに投稿するのは、タトゥーの過程やビフォーアフターの動画が中心で、先月8日にジャンルカさん(Gianluca、26)のタトゥー動画を投稿したところ、大きな反響があった。

ジャンルカさんのリクエストは「前頭部の生え際の後退に悩んでいる。どうかタトゥーで前髪を作って欲しい」というユニークなもので、動画ではまずマリアさんが下絵を禿げ上がった場所に転写するのが見て取れる。


そして転写紙を剥がしたマリアさんは、デザイン通りにタトゥーの施術を開始。ジャンルカさんは時折顔を歪めて痛そうな表情を見せていたが、約1時間後には立派な前髪が出来上がった。


ジャンルカさんは施術後、鏡を見た途端に泣き始めており、両手で顔を覆いかなり感情的になっていた。


マリアさんは「ジャンルカさんに生え際のタトゥーを頼まれた時、正直どうなることかと思いましたが、結果には非常に満足しています」と述べ、「施術は1時間ほどでした。私はこの道、6年ですからね。あっという間に仕上がりましたよ」と笑顔を見せた。

なおジャンルカさんの動画の再生回数は日本時間4月28日の時点で2780万回超を記録、マリアさんは「まさかこれほど反響があるとは!」と驚きを隠せない様子だが、視聴者は次のような辛辣なコメントを残している。

「施術者はタトゥーを入れる前、転写したデザインを見せるべきだった。前髪と禿げ上がった部位に隙間ができているよ。」
「油性ペンで前髪を描いたほうが良かったのでは?」
「うちの1歳半の娘がフェルトペンを見つけると、こんな結末になるわよ。」
「これはひどい。」
「彼が泣いているのは、嬉しいからではなく後悔している涙なのでは?」
「これは冗談だよね? 丸坊主にしたほうが良かったね。」
「頼むから冗談だと言ってくれ。」
「全く理解に苦しむ。」
「オーマイガー。信じられないわ!」
「施術者はこのタトゥーのどこに満足しているの?」
「頭がつるっぱげになっても、この前髪だけはずっと残るってことよね。」
「帰宅後、グーグルで『タトゥー除去』について検索していたりして?」

ちなみに薄毛に悩む人が、植毛手術を受けてトラブルになるケースも珍しくない。過去にはトルコで自毛植毛手術を受けたものの発毛せず、ハゲと傷痕が残ってしまったケースや、同じくトルコでの植毛手術で頭が腫れ「輪ゴムを巻いたスイカ」のようになったケースも報告されていた。



画像は『Gipsyg Tattooer 2023年3月8日付TikTok「Il mio cliente ha sempre sognato la frangetta ed io ho esaudito il suo desiderio」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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