英ルイ王子(5)が王室公務デビュー 家族と一緒にボランティア活動に参加

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2023年05月09日 19:11  Techinsight Japan

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王室メンバーとして初めての公務を行ったルイ王子。ショベルカーでは父ウィリアム皇太子の膝の上に座り、穴を掘る作業を真剣な表情で見守った(画像は『The Prince and Princess of Wales 2023年5月8日付Instagram「#TheBigHelpOut with The @scouts」』のスクリーンショット)
英ルイ王子(5)が、王室メンバーとして初めての公務を行った。王子は家族と一緒に英ウィンザー近くにあるボーイスカウトを訪れ、兄ジョージ王子(9)と姉シャーロット王女(8)とともにボランティア活動に参加した。ルイ王子は手押し車を押したり、塗装を手伝うなど夢中で作業に取り組んだという。ジョージ王子が父ウィリアム皇太子とショベルカーに乗る姿を見て、ルイ王子は「僕も一緒に乗りたい!」と懇願したそうだ。

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チャールズ国王の戴冠式が現地時間6日に執り行われ、翌7日は英国中で“ビッグランチ”と呼ばれるストリートパーティが開催された。同日夜には、英ウィンザー城で戴冠式の祝賀コンサートが行われた。

英国では8日の月曜日が特別な祝日となり、 国民には“ビッグ・ヘルプ・アウト”の日として地域のボランティア活動に参加することが呼びかけられた。

ウィリアム皇太子一家は戴冠式の忙しい週末を過ごしたにもかかわらず、家族全員でボランティア活動に参加したのである。

ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃、その子供達であるジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子が訪れたのは、英バークシャー州の街スラウで活動するボーイスカウト「サード・アップトン・スカウト」だ。

ルイ王子は4月に5歳になったばかりで、この日は王室メンバーとして初公務を行う記念的な日となった。

英メディア『Hello!』によると、王子は姉シャーロット王女がペイントブラシでプランターに塗装するのを手伝ったり、シャベルで建設用の砂を手押し車の荷台に入れるなどした。

砂を入れる作業中、母キャサリン皇太子妃が「もう少し入れようね!」と励まし、「お手伝いはいる? 本当に大丈夫かしら?」と尋ねたものの、ルイ王子は何も答えず夢中で作業を続けたという。


ルイ王子はブルーの横縞のポロシャツと半ズボン姿で、砂を積んだ手押し車を真剣な表情で押していた。


王子は、兄ジョージ王子が父ウィリアム皇太子と一緒にショベルカーに乗るのを見て「僕も一緒に乗ってみたい!」とキャサリン皇太子妃に伝えたそうだ。その後、ショベルカーに乗せてもらい、ウィリアム皇太子の膝の上に座ると、父が操作するのを静かに見守っていた。地面に大きな穴が開くと、王子は驚いた表情をしていたという。


シャーロット王女は公園のベンチを塗装する手伝いをし、ジョージ王子は電動ドリルを使ってプランターを作る手伝いなどを行った。


ボランティア活動が終わると、3人の子供達はキャンプファイアーの前に行き、焼きマシュマロのご褒美をもらった。ルイ王子はマシュマロの焼き加減にこだわりがあるようで、「僕はこれぐらいが良いんだよ!」と大きな声で伝えたという。

この後、子供達は両親と一緒にアーチェリーゲームに参加し、一家にはスカウトのスカーフが贈られた。ルイ王子は矢を的に的中させるなどアーチェリーが大好きなようで、放った矢を取りに行くと何度も挑戦していたそうだ。



画像は『The Prince and Princess of Wales 2023年5月8日付Instagram「#TheBigHelpOut with The @scouts」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
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