巨人・吉川、守備で勝利に貢献　野村弘樹氏「打ってくれなくても…」

● DeNA　2 − 9　巨人 ○
＜6回戦・新潟＞

　巨人の二塁手・吉川尚輝が無安打も守備で、チームの勝利に貢献した。

　吉川は2−1の2回無死一塁からソトが放ったセンター前に抜けそうな当たりをダイビングキャッチし素早く二塁に送球し、6−4−3のダブルプレーが完成。さらに8回にも代打・林琢真が放った一、二塁間の当たりをスライディングキャッチし、一塁へ送球してアウトにした。

　9日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA−巨人』で解説を務めた野村弘樹氏は、「魅力ですよ。吉川はヒットが出ていませんけど、ソトのダブルプレーがありましたよね。打ってくれなくても、ある意味打点を減らしてくれているわけですから、ピッチャーからすると自分のチームの打点を挙げてくれるのと一緒なんですよ。あれで点を取られていると、ゲームはわからないわけですから。そういったところでは守りでも貢献しているというのは大きいと思いますね」と絶賛した。

（ニッポン放送ショウアップナイター）