<捨てないで>【前編】子どもがペットの世話をしない!「世話をするから」という約束で飼ったのに

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2023年05月11日 15:31  ママスタジアム

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ペットを家族として迎えることは簡単ではありません。単純に「欲しい」気持ちだけではなく、「命を預かる」覚悟が必要です。「ペットを飼いたい!」と言い出したのが子どもの場合、ママたちはまず「しっかり世話をする」という約束をさせるのではないでしょうか。しかしその約束が破られてしまったときは……? ママスタコミュニティにこんな投稿がありました。

とにかく掃除をしないわが子。私がするべき?


『ちゃんと世話をすると約束し、かなり話し合った結果ペットを飼い始めました。エサは毎日やり、話しかけたりはするのですが、とにかく掃除をしません。「掃除して!」と言っても「あとでやる」みたいな感じで結局やりません。かなり怒ったり説得したりしましたがダメでした』
ペットの世話をすると約束したはずが、なかなか実行してくれないお子さんにしびれを切らした投稿者さんは、子どもに世話をするよう説得を繰り返します。
『掃除が大変なのかもと思い、掃除が楽になるように工夫したり、周辺のものを買い替えたりと試行錯誤しましたがやりません。今も異臭を放っており、もう耐えられません。飼うことを許してしまった以上、私が掃除するべきでしょうか』
ここで手を出しては、子どもが自分でやらなくなる……。しかし目の前のペットのことが気になってしまう投稿者さん。自分がどう動くべきか、ママたちにアドバイスを求めます!

日々の生活に「ペットの世話」を組み込んでみれば?

『子どもの部屋や勉強机にでも置いてやればいい』
『どのくらいの頻度で掃除するのかわからないけど、例えば毎週日曜日の午前中に掃除する、とか予定を決めちゃえば? お出かけする予定があっても、掃除が終わらなければ出かけない。子どもだけに丸投げだと不安だと言うなら、しばらくは「声かけてくれたら一緒に手伝うよ」って』
まずは子どもの日々の生活ルーティーンに「動物の世話」を組み込んでしまっては? とママたち。子どものパーソナルスペースで嫌でも目に入るところにペットを置いておけば、掃除から目を逸らすことが難しくなりそうです。また、帰宅する→手洗い・うがいをする→ペットの世話をする→再び手を洗って、おやつを食べる……のように「必ずやること」に組み込めば、自ずと行動にうつしてくれるかもしれません。「やりたいこと」をするためには、「やりたくないこと」もやらなくてはいけないということをしっかり分かってほしいですよね。

ママがペットの世話をした分、子どもにはママの仕事をやってもらう

『娘との約束で家にきた子は責任持って世話させてる。やらなかったら、他のお手伝いをしてもらう。それもしなかったらお小遣い減らすよ。大抵、お皿洗い、お風呂洗い』
ママがペットの世話をしたのであれば、子どもにママの分の仕事を代わりにやってもらうというルールも明確ですね。何でも親が引き受けてくれると思ったら大間違いです!

それなりのペナルティを与えてもいいのでは?


『子どもにも同じことしてやったら? 洗濯もせず、お風呂のお湯もためてあげず、食器も洗ってあげず、食事は前回使って汚れたままの食器に入れて出せば? それで子どもが文句を言ったら、あなたがペットにしているのはこういうことだって言ってみたらどうかな?』
子どもが掃除をするようにママが試行錯誤したうえで、それでも効果がないようであれば、それ相応のペナルティも致し方ないのでは? というコメントもありました。まずはペットが置かれている状況を、子どもにしっかり分かってもらうことが大切です。大人が「命」を飼う責任をしっかりと伝え、子どもがペットの気持ちになって考えられるようになれば、同じ過ちを繰り返すことはなくなりそうですね。
『掃除代を小遣いから差し引く』
『お小遣いあげるのやめな。約束を守らないような子にあげる必要ない。なんならもうお年玉も禁止でいいよ』
他にも分かりやすく、お小遣いから差し引くというママたちもいらっしゃいました。経済的なダメージがあれば、イヤイヤながらも動いてくれるかもしれません。「イヤイヤながら」では根本的な解決にはなっていないのですが、ペットの環境を考えたら、まずは「約束を守らせる」方が先なのかもしれません。

最悪、他の人に引き取ってもらうという手も……

『今、親がお世話をしたら繰り返しになるでしょ。子どもは傷つくし、もしかしたら心を病むかも、親を恨むかもしれないけれど、「捨てたいほど嫌なら面倒は見ません」と言って引き取ってくれる人を目の前で探すか、保護施設に連れていくしかないね』
おもちゃなどであれば、「約束を守らなかった」という理由で子どもの手の届かないところにしまったり、「捨てる」という最終手段をとることもできます。しかしペットは「命」です。簡単に「捨てる」ことはできないし、目の前の「命」を軽く扱うことはできません。どうしても子どもが面倒を見ることができないのであれば、他にもっとペットを幸せにしてくれる人を探してあげるのも、親の仕事なのかもしれません。そんな展開は誰も望んではおらず、その前に子どもが改心してくれることを切に願いますが……。「脅し」のようで、あまり使いたくない……というのがママたちの本音でもあるでしょう。

「命」の存在を大切にしてもらうためにも、「ペットを飼うということは、簡単ではない」としっかりと子どもに伝えるのもまた、親としての役割なのではないでしょうか。

後編へ続く。

文・渡辺多絵 編集・千永美 イラスト・よしはな

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  • 最近猫をお迎えしたけど、飼いたいのは親のほうなので子どもたちには特にやらせてない。ただ、目の前で何をやってるのかは見せてるかな。
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