慶大・齋藤來音が土壇場9回に同点打 執念のドローに堀井哲也監督「いい兆し、打線としてはいい傾向」

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2023年05月14日 06:03  ベースボールキング

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慶大・齋藤來音外野手[写真=灰原万由]
【東京六大学野球・春季リーグ戦】
慶大 3 − 3 立大
(13日・神宮)

 慶大は1点を追う9回、一死二塁から齋藤來音外野手(4年・静岡)の中前タイムリーで同点に追いつき、執念でドローに持ち込んだ。

 諦めない気持ちを一打に込めた。1点を追う9回、先頭の廣瀬隆太主将(4年・慶應)が二飛に倒れたが、一死から4番・栗林泰三内野手(4年・桐蔭学園)が二塁打を放って好機を演出。続く齋藤來が立大の2番手・吉野の初球、143キロ直球を中前へはじき返し、同点のランナーが生還。土壇場の9回に試合を振り出しに戻した。

 最終回は3番手・谷村然投手(4年・桐光学園)がマウンドへ。安打と2つの四球で二死満塁のピンチを招いたが、最後は6番・戸丸を二ゴロに仕留めてゲームセット。試合は連盟規定により9回引き分けとなった。

 試合後、堀井哲也監督は「9回ビハインドから追いついて、9回裏のピンチを切り抜けたという意味では非常によく頑張った」とナインをねぎらった。また打線に関しては「クリーンアップのバッティングの状態が上がってきている。いい兆し、打線としてはいい傾向」と目を細めた。

取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)

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