ロエベがビヨンセのワールドツアー衣装を制作、胸を手で隠したようなだまし絵デザイン

　「ロエベ（LOEWE）」が、歌手のビヨンセ（Beyoncé）にワールドツアーの衣装を提供した。クリエイティブディレクターのジョナサン・アンダーソン（Jonathan Anderson）がデザインを担当し、5月10日にストックホルムでスタートした計41公演のワールドツアー「ルネッサンス」で着用される。

　衣装は「彫刻的フォルム」「だまし絵」「幻想」の3つのテーマをもとに制作。衣装デザイナーのシオーナ・トゥリーニ（Shiona Turini）と共同で手掛けたシルバーのスワロフスキー・クリスタルを全体に施し、シルバークロームの3Dプリントブラを組み合わせたサテンテクニカルジャージーのボディスーツと、ロエベの2022年秋冬コレクションに登場したハンドモチーフのだまし絵をあしらったゴールドクリスタルのボディスーツを提供した。2着のボディスーツはそれぞれパリとバルセロナの工房で職人によるハンドメイドで仕上げたられた。