ラガーフェルドは長年のクリストフルのコレクターで、亡くなる直前の2018年にクリストフルのシグネチャーである「ムードシルバーウェアセット」のコラボモデルを製作。各ピースにはクリストフルの紋章とラガーフェルドのサインが刻印されている。製造数は1500個でそのうち1000個はステンレススチールのケース付き、500個はブラックラッカー仕様でいずれも発売後に即完売した。
今回のオークションは、5月5日にメトロポリタン美術館で開催されるラガーフェルドに焦点を当てた展覧会「Karl Lagerfeld: A Line of Beauty」の開催に合わせて5月12日に開始し、31日まで入札を受け付ける。出品されているのは、より希少なブラックラッカー仕様のタイプで、25/500のシリアルナンバーがついた現在唯一クリストフルに残存しているもの。推定価格は約136万円(10000ドル)とされ、16日11時時点で約68万円(5000ドル)で入札されている。