オリックス、悔やまれる8回好機での強行策…高木氏「確実に送っていたらどうなったか」

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2023年05月17日 06:31  ベースボールキング

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オリックス・中嶋監督[写真=北野正樹]
◆ 勝ち越しの好機を活かせず

 オリックスはロッテに延長12回の引き分け。2試合連続ドローとなった。

 打線は3回、一死から紅林弘太郎の1号ソロで先制。1−1で迎えた8回、先頭のゴンザレスの二塁打で勝ち越しのチャンスを作るも紅林がライトフライ、若月健矢は三塁ゴロ、茶野篤政のヒット性の打球は相手の好守備により得点に結びつかず。10回には先頭の頓宮裕真が四球で出塁したものの、宗佑磨が送りバントを決められず2ストライクから強行して併殺に終わるなど、攻撃面ではチグハグさが目立った。

 16日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説者として出演した高木豊氏は「1−1でずっといっていて1点取ったら勝ちだなという展開で(8回に)ゴンザレスの二塁打でノーアウト二塁になった。次のバッターの紅林はホームランを打っていたので(送りバントではなく)右打ちをさせたと思うんですけど、確実に送って(ワンアウト三塁にして)いたらどうなったか。なかなか(判断が)難しかったゲームだと思いました」と、ベンチの強行策に疑問を呈した。

 オリックスは杉本裕太郎と森友哉の主軸が離脱しているだけに、打線のつながりが首位キープの重要ポイントになる。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

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