美容整形でパスポートの顔写真と違いすぎる旅行者、空港の出国審査で足止めされる(豪)<動画あり>

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2023年05月19日 21:01  Techinsight Japan

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オーストラリアから日本への旅行者、美容整形を受けたことで顔がパスポートの写真とあまりにも違いすぎるために出国を止められそうになった(画像は『Tomi 2023年5月1日付TikTok「This is hilarious #airport #passport」』のスクリーンショット)
昨今は美容整形を気軽に受ける人が増えているが、証明写真の顔とあまりにも違い過ぎる場合には注意が必要だ。このほどオーストラリアから日本へ向かった旅行者が、パスポートの顔写真と実際の顔が大きく異なるため出国審査で止められそうになったという。結局、この旅行者は美容整形を受けていることを説明し、ようやく出国できたようだ。豪ニュースメディア『news.com.au』などが伝えている。

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豪シドニー在住のLGBT活動家(LGBTQ+ Activist)でパフォーマーのトミー・グレインジャーさん(Tomi Grainger、29)が今月1日、空港を訪れた時の動画をTikTokに投稿したところ注目を集めた。トミーさんはこの日、東京へ向かうためシドニー国際空港を訪れていた。

ところがトミーさんが自動化ゲートで本人照合をしようとしたところ、機械で照合できなかったためトミーさんは有人の出国審査レーンを案内された。そこで女性審査官にパスポートをチェックしてもらうと、彼女はトミーさんのパスポートを持ったまま一旦その場を離れ、別の審査官と怪訝そうな表情でトミーさんについて話していたそうだ。

この時、トミーさんは「出国できないかも」と思ったと同時に「そうか、美容整形のしすぎでパスポートの写真とはまるで別人のようになっていたんだ」と気づいたという。トミーさんは22歳の時に今のパスポートを取得しており、これまで出入国において何の問題もなかった。


しかしここ1、2年の間にフェイスリフト、リップリフト、ボトックス注射などを繰り返したことで、パスポートの顔写真とはかけ離れた顔になったようだ。トミーさんは豪メディア『news.com.au』のインタビューに応じ、このように語っている。

「それは少し面白かったけど、本当に緊張しました。私は何度も空港を利用してきましたが、今回のような問題は一度もありませんでした。あの時は心臓がバクバクいって、『飛行機に乗り遅れるかも』と思ったんです。そんなことになったら、もう最悪でした。」

出国審査で足止めされたトミーさんは、なんとか日本へ行くために審査官に美容整形を受けたことを告白し、美容整形前の21歳の頃の自分の写真を見せてようやく出国することができた。日本に到着後、トミーさんはスムーズに入国することができ、日本旅行を思う存分に楽しんだという。

今回のハプニングで、トミーさんは海外の空港で問題が発生した場合に備えて、新たにパスポートを申請することを検討しているようだ。

本人確認する上でパスポートの証明写真は所持者本人の顔と相違があってはならないはずだが、2021年7月には、アメリカのある女性がパスポートを更新したところ、提出した顔写真の額が2倍もの長さに引き伸ばされて面長に加工されていたという。この女性のパスポートの写真は、SNSで「コーンヘッド」や「ポテトヘッド」に似ているという声があがっていた。



画像は『Tomi 2023年5月1日付TikTok「This is hilarious #airport #passport」』『Tomi Grainger 2022年8月10日付Instagram「Where is rather be right now」、2023年5月7日付Instagram「Tokyo Dump Vol 1.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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