阪神、最大5点ビハインドを追いつくも…今季ワースト10失点で連勝7でストップ

● 阪神 7 − 10 広島 ○
＜7回戦・甲子園＞

　阪神の連勝は「7」でストップ。攻撃陣が最大5点ビハインドを追いつく猛反撃を見せたが、投手陣が踏ん張れず今季ワーストの10失点を記録した。

　先発の青柳は初回から5失点。1番から9番まで左打者を並べた広島打線にいきなり集中打を浴びた。3点差に詰め寄ってもらった直後の5回は、相手先発の9番・玉村に右前2点適時打を浴び計7失点。要所で踏ん張れず防御率は5.63に悪化した。

　それでも7連勝中の打線は活発。3回に3番・ノイジーの左越え3号ソロで反撃の狼煙を上げると、4回は5番・佐藤輝が8号ソロをバックスクリーン右へ運び、これが球団通算8000号のメモリアル弾となった。

　再び5点を追う5回は、青柳の代打・渡邉諒から怒涛の5連打。4番・大山が仕上げとなる4号3ランを左中間席へ運び7−7の同点に追いついた。

　しかし直後の6回表、2番手の及川が先頭からの3連打で再び1点を勝ち越されると、3番手・西純、4番・ビーズリーもそれぞれ1失点。今季初の2ケタ失点で連勝は「7」で止まり、及川は今季初黒星（1勝）を喫した。