広島・松山、4番起用で先制&V打 今季9安打で11打点目「勝負強さヤバい」

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2023年05月19日 22:42  ベースボールキング

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広島・松山竜平 (C)Kyodo News
● 阪神 7 − 10 広島 ○
<7回戦・甲子園>

 左打者を並べた広島打線が機能。12安打10得点の猛攻で連敗を「2」で止め、貯金は再び「2」となった。

 阪神先発・青柳対策で1番から9番まで左打者をズラリと並べた新井監督。初回、一死から2番・西川の左翼線二塁打、続く秋山の四球で一死一、二塁とし、4番起用の松山が先制点となる中前適時打を放った。その後も5番・坂倉、6番・林、8番・韮澤が適時打を放ち、初回から打者11人を送り込む猛攻で一挙5得点。5回にも2点を追加し、青柳をこの回限りでノックアウトした。

 7−7の同点に追いつかれた直後の6回は、2番手左腕の及川に対し先頭の西川、続く秋山が連打。無死一、二塁の好機で再び松山が、再び勝ち越しとなる左前適時打を放った。2点リードで迎えた9回は、代打・堂林が貴重な2号ソロをバックスクリーンへ。投手陣は先発・玉村、2番手・ケムナのふたりで7点を失ったが、6回以降は無失点でつなぎ、3点リードの9回を締めた矢崎は3セーブ目(3勝)をマークした。

 松山は4打数2安打2打点と打線を牽引。甲子園でのヒーローインタビューは代打で決勝の3点適時二塁打放った4月20日以来、早くも2度目となり、6回の決勝打について「あの打席は本当に大きい仕事ができたかなと思います」と振り返った。

 今季は代打で良い働きを続けており、この日はスタメンでも活躍。今季の安打数はこれで9本目だが、打点数は安打数を上回る「11」と勝負強さが光る。

 得点圏打率は.462となり、広島ファンは「今年の松山すごい」「松山の勝負強さヤバすぎる」とSNS上で絶賛の嵐。一方、またしても甲子園で松山のヒーローインタビューを聞くことになった阪神ファンからは「阪神キラーすぎるだろ」「松山にホンマやられっぱなし」と嘆き節が相次いだ。

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