ワンサイドゲームを接戦に持ち込んだ猛虎打線に高木豊氏「迫力ありましたね」と絶賛

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2023年05月20日 07:06  ベースボールキング

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阪神・大山悠輔 (C) Kyodo News
◆ 5点差を追いつきあわや大逆転の予感も

 初回からエース・青柳晃洋が5失点、5回までで7失点と苦しいゲーム展開の中、諦めない猛虎打線は広島投手陣に牙を剥き、一時期は同点に追いつくなど、敗戦の中にも執念を見せた。

 強力クリーンアップが火を吹いた。3番・ノイジーは2安打2打点1ホームラン、4番・大山悠輔は2安打3打点1ホームラン、5番・佐藤輝明は2安打1打点1ホームランと躍動。熱狂的な甲子園の雰囲気も相まって、最後まで大逆転の予感漂う戦い方だった。

 19日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説者として出演した平松政次氏は「7連勝はウソじゃないというくらい打つは」と猛打に脱帽。中でも「今日一番良かったホームランは大山ですよ。あのバッティングはね、今まででもないくらい一番いいホームランでしたね。強振してないのよ。本当にフォロー大きくして軽く打っているから」と5回にノーアウト1-2塁の場面、広島先発の玉村昇悟からケムナ誠にスイッチしたとたんに、左中間への同点3ランホームランを絶賛。5月に入り打率.333、打点7と調子が上向いてきたノイジーと、この日のホームランが阪神通算8000号となるメモリアルアーチを放った佐藤輝明に、打率.312、打点25で4番にどっしりと鎮座する大山悠輔の3人に「これだけクリーンアップが打てば、(好調は)続きますよ」と予言していた。

 MCを務めた高木豊氏も「迫力ありましたね!」と目を丸くしていたクリーンアップトリオ。リーグトップの防御率を誇る投手陣に破壊力のある打線は、他球団にとってこれから驚異となっていきそうだ。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

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