バルサDFクンデ、右SB起用に不満募らすも…現地紙は“クラブ退団の申し出”の噂を一蹴

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2023年05月24日 17:33  サッカーキング

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右サイドバック起用に不満を抱えるDFクンデ [写真]=Getty Images
 バルセロナのフランス代表DFジュール・クンデは、右サイドバックとして起用されることに不満を募らせているようだ。23日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 1998年11月12日生まれのクンデは現在24歳。母国のボルドーの下部組織出身で、2018年1月にトップチームデビューを果たすと、2019年夏にセビージャへと加入した。1年目から公式戦38試合に出場し、クラブ史上6度目のヨーロッパリーグ優勝にも貢献。2021−22シーズンは、センターバックの相方を務めたDFジエゴ・カルロス(現:アストン・ヴィラ)との鉄壁の守備で、ラ・リーガ最小となる「30」失点に抑えた。

 昨夏の移籍市場でバルセロナへと加入したクンデは、ここまで公式戦36試合に出場しているが、“とある”不満を募らせているようだ。『マルカ』によると、今季の大半の試合で右サイドバックとして起用されてきた同選手は、本職のセンターバックでのプレーを希望とのこと。実際に、数日前にシャビ監督が今夏の右サイドバック獲得について「優先的な補強でない」と明言したことを受けたクンデは、シャビ監督にセンターバックとしてプレーしたい意思を伝えたことを報じている。

 一方で『マルカ』は、同選手がバルセロナ退団を申し出たという噂については一蹴しつつも、「退団も否定できない」と指摘。そのため、当初は“優先的ではない”と断言されていた右サイドバック獲得だったが、その状況は一変する可能性もあるという。いずれにしろ、シャビ監督がどのような決断を下すのかを見守る必要があるようだ。

 なおバルセロナは今夏、アスレティック・ビルバオに所属する左利きのセンターバックのイニゴ・マルティネスの加入が濃厚。加えて、同ポジションにはロナルド・アラウホ、アンドレアス・クリステンセン、エリック・ガルシアを擁しているが、クンデはこの中でポジション争いを演じることになるのだろうか。

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