補助金を活用して費用負担なくAI学習カリキュラムを導入、実証校・自治体を募集中

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2023年05月28日 16:01  Techable

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プログラミング教育は、論理的思考力や問題解決力の習得に効果的であることが示されており、情報社会の進展の中で、生徒は情報活用能力を高めていくことが求められています。また、日本では2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化されています。

株式会社ヒューマノーム研究所では、こどもたちでも簡単に操作を習得できる画像・動画データ向けのAI構築クラウドツール「Humanome Eyes」(ヒューマノーム・アイズ)を提供しています。

同社は今回、経済産業省が実施する「探究的な学び支援補助金2023」の事業者として採択されました。これにともない同社では、Humanome Eyesを使ったAI教育カリキュラムをトライアル利用する実証校・自治体の募集を開始しています。募集対象は全国の小・中・高等学校、フリースクール、教育支援センター、自治体です。

補助金を活用して費用負担なく授業にAIを導入できる「探究的な学び支援補助金2023」は、これからの情報社会の発展を担う生徒を対象として実施する高度な探究学習に役立つサービスを提供する事業者に対し、経費を補助する制度です。

応募した教育機関や自治体が、補助⾦交付対象として採択された場合、授業実施にあたって必要となるHumanome Eyesの利用料と、本ツールを利用した授業プラン資料を費用負担なく利用できます。

AI構築ツール「Humanome Eyes」Humanome Eyesは、画像・動画を利用した画像認識AIを開発するノーコードツール。専門知識の有無を問わず、だれにでもAI開発できる環境を提供するために開発されたAI構築ツールです。AI開発における重要なポイントが、極力シンプルな操作で確認できるように設計しており、ビジネス用途だけでなく、AI教育用途としても利用されています。
生徒がAIを自分ごととして捉える機会を
今回提供する授業案では、既存のタブレット・ノートパソコンを使って、データ収集(解析対象の撮影)→AI開発→プレゼンテーションまで一連の探究的活動を行うことができます。自分で作成したAIモデルを、自らチューンアップすることで、生徒がAIを自分ごととして捉える機会を得られます。

同社ではこれまでも、次世代のデジタル人材教育をサポートするため、データサイエンスを自分ごととして学べる、座学で終わらないAI人材の育成プログラムを提供。マウス操作だけでAIが開発できるツールを利用することで、専門知識がなくても短時間でAI開発の作業過程を体感できるといいます。
個別説明会をオンラインで実施
なお「探究的な学び支援補助金2023」の申請は、実証校・自治体と合意後、同社が実施するとのこと。採択決定は2023年7月下旬を予定しており、対象期間は交付決定日から2023年12月28日までの予定です。同社では個別説明会をオンラインで実施しています。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000058.000042913.html

公式WEBページ:https://humanome.jp/tankyu-hojo2023/

(文・zio)

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