ママスタ自分にとっては普通なことも誰かにとっては「普通ではない」ことも、ときにはあるかもしれません。先日ママスタコミュニティにはこんな投稿がありました。
『自分では普通だと思ってたんだけど、人に話したら「変わってるね」って言われたことありますか？』
自分の“普通”が他人にとっては“変わっていること”だった経験があるのかをママたちに尋ねていた投稿者さん。自身は「私は生春巻きが何より好きだと言ったら変わっていると言われた」と告白していました。この質問に対してどのようなコメントが寄せられたのでしょうか。
食の好みや楽しみ方は人それぞれ！
『私は「コーヒーが飲めない」といったら「変わってるね」と言われた』
『スナック菓子は、わざとしめらせてクニュクニュの食感にして食べる』
食に関する好みについてのコメントがありましたよ。コーヒーが飲めないことを「変わっている」と指摘されたママがいました。コーヒー好きには想像するのが難しいのかもしれませんが、コーヒーの味や苦みが好きではない人もいるようです。またサクサク食感の食材に水分を足してあえてふにゃふにゃにして楽しむというママもいました。「シリアルを牛乳でふやかして食べるのが好き」、「お煎餅はパリパリよりふにゃふにゃのほうがいい」といった声もありましたよ。一見マイノリティな食べ方でも、同じような好みの人は他にもいるのかもしれませんね。
おひとり様が好きなのは変？
次のようなことが好きだが変わっていると言われた経験があるママもいました。
「1人焼肉と1人回転寿司」
「1人で旅行すること」
カフェで1人時間を満喫するママもいるかもしれませんが、焼肉や回転寿司、旅行までも1人で楽しめるママもいるようです。世間には1人だけの時間を楽しむ“ソロ活”をしている人もいるようですが、ママには何かと家族で行動するイメージがあり、1人で過ごしていると珍しがられるのかもしれませんね。
自分では普通だと思っている生活スタイルだけど……
『常に腹巻してること。別に変じゃないよね』
『家に帰った瞬間、化粧を落とすこと』
『帰宅したら部屋着に着替えること。部屋着とパジャマを分けていること。職場のほとんどのパートさんから「そのままの服装でご飯を作ったり家事をする。ダラダラするわけではないので、わざわざ部屋着に着替えない」と言われた』
生活スタイルやおうちでの行動において、他人にはなかなか理解されない自分なりの“普通”を持っているママたちがいました。家に帰ったらすぐに化粧や着替えをしているというママは、オンとオフをきっちり切り替えたいのかも。冬でも夏でも常に腹巻をしているママは、冷え性だったり胃腸の調子を整えるためそうしているのかもしれませんね。ママたちが自分らしく過ごすためのスタイルを持っていることがうかがえます。
おかしいかな？わたし流エンターテインメントの楽しみ方
『「3次元に萌えたことがない。萌えるのはいつも2次元」って言ったら「変わってるね」だってさ。恋愛と萌えは違うんだよね』
『小説を結末から読む。ドラマのDVDも初回と最終回を先に見る。「面白くないじゃん」って言われるけど私は充分楽しめる』
独特なエンターテインメントの楽しみ方について綴っているママたちがいました。3次元の人物よりも2次元のアニメや漫画のキャラクターに萌えて楽しんでいる人もいるようですね。また小説やドラマを最初から順を追って鑑賞するのではなく、最後のほうから読んだり初回と最終回を先に見たりしてストーリーの結末を把握しておくママもいました。一般的な鑑賞方法ではないかもしれませんが、普通に見るのとは違った面白さがあったり効率的な見方だったりするのかもしれませんね。
他人から「変わっているね」と言われても自分を通していい！
『子どもを寝かしつけた後、旦那に子どもを見てもらって23時までやってるカフェで息抜きしてた。ワンオペで一時預かりもない地域だったからそれが唯一の1人時間だった。友達に「心配じゃないの？」って引き気味で言われて「私は母性が普通の人より足りないのかな」と思ってそれからは話さないようにした』
『昔、「高校の入試テストを買わないか」っていう電話がかかってきたときに「いりません」って即答して切った。その話を学校でしたら、友達から「普通悩まない？ 変わってるね」って言われた。そんなことをして入っても意味ないって思ってたから「え……」ってなったわ』
『他人に「変わってる」って軽々しく言う人のほうが変わってるよね』
「変わっているね」という言葉は個性的という意味合いもあるかもしれませんが、「常識とはかけ離れている」、「正しくない」といった響きも含むことも。人にはそれぞれの事情や好み、生活スタイル、考え方があるので、人に対して「変わっている」と告げるときは注意したほうがよさそうですね。ワンオペ育児が大変で夜中にカフェで息抜きをしていたママのエピソードを読むと、「変わっているね」という反応を友達からされたことを気にしている様子がうかがえました。「他人に変わっていると軽々しく言うほうが変わってる」というコメントも。
誰かに迷惑をかけているのでなければ、自分の信念を通したりやりたいことをやったりしても問題なさそうです。誰かから「変わっているね」と言われても、ママ本人にとっては普通なこと。他人の一言を気にすることなく、自分のスタイルを貫いてもいいのではないでしょうか。
文・AKI 編集・ササミネ イラスト・Ponko
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