先頭弾の菊池に達川氏「水を得た鯉のよう」広島が1・2番の活躍で苦手ライアン攻略

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2023年05月29日 06:42  ベースボールキング

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広島・菊池涼介 (C) Kyodo News
◆ 新井カープを引っ張る名コンビ

 広島はヤクルト相手に同一カード3連勝。菊池涼介と上本崇司の1・2番コンビが全3打点を稼ぎ、打線を牽引した。

 広島打線は相手先発・小川泰弘に対し、試合前時点今季2試合13イニングで1得点止まりだったが、初回に菊池が先頭打者ホームランの先制パンチを浴びせると、5回には上本が2点適時三塁打を放ちリード拡大。今季12度目の1・2番コンビを組んだ二人がポイントゲッターとなりチームを勝利に導いた。

 お立ち台に上がった菊池は「僕の後ろ打つ崇司さんが、試合に出れば必ず結果を出してくれている」とおどけると、上本も「キクさんがつないでくれたんで、ここは打たないとまたヤジられるなと思って、サードゴロかなと思ったんですけどやっぱり日頃の行いですかね」と返すなど、トークでも気の合うコンビ芸を披露し、スタンドから喝采を浴びていた。

 28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の達川光男氏は、菊池涼介について「ヤクルトとの開幕3連戦で、開幕戦は8番だったんですよ。それが2戦目から1番に入って『水を得た鯉』のように活躍しだした。彼は2番も打ったり色々していましたので、ケース打撃ができます。エンドランでは軽く打ち、ホームラン狙う時は狙うなど」と、リードオフマンとしての適正を称賛。

 上本の適時打には「本人も言ったようにサードゴロですよ」としながらも、「だけど泥臭いバッターなので、気持ちでいったという感じですよね」とコメント。また「守備は菊池と名コンビで、天下一品ですよ」とディフェンスを固める二遊間にも高評価を与えていた。

 苦手にしていた右腕を攻略し、Aクラスをキープした広島。火曜日から始まる新井貴浩監督の初めての交流戦タクトにも注目だ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

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