3連覇決定のマンCはブレントフォードに敗戦…アーセナルは勝ち点「84」で終了/プレミア最終節

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2023年05月29日 07:09  サッカーキング

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プレミアリーグ最終節が28日に各地で開催された [写真]=Getty Images
 プレミアリーグ第38節(最終節)が28日に行われ、今シーズンの全日程が終了した。

 既に優勝を決めているマンチェスター・Cは敵地でブレントフォードと対戦した。クラブ史上初のプレミアリーグ3連覇を成し遂げた今季のチームは、FAカップとチャンピオンズリーグ(CL)でも決勝戦に進出しており、“トレブル”が射程圏内となっている。1週間後に控えたFAカップ決勝戦に向けてイルカイ・ギュンドアン、ベルナルド・シルヴァ、アーリング・ハーランドらを温存した中、試合はヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)出場権獲得の可能性を残すブレントフォードと接戦に。85分にはブレントフォードのケヴィン・シャーデが右サイドを破ると、クロスボールをブライアン・エンベウモが頭で折り返し、最後はイーサン・ピノックが押し込んだ。守ってはGKダビド・ラヤを中心に失点を許さず、試合はこのままタイムアップ。マンチェスター・Cはプレミアリーグ最終戦を勝利で飾れず、対するブレントフォードは“王者”相手にシーズンダブルを成し遂げた。

 そのマンチェスター・Cと優勝争いを繰り広げたアーセナルは、ホームにウルヴァーハンプトンを迎えた。試合は11分、右サイドに流れたガブリエウ・ジェズスのクロスボールからグラニト・ジャカがヘディングシュートを決め、アーセナルが早々と先制に成功。今季限りでの退団が確実視されているジャカは、そこから3分後にもゴール前の混戦から追加点を記録した。27分にはブカヨ・サカが得点を挙げて3点リードで折り返すと、後半にはジェズスとヤクブ・キヴィオルがゴールを決め、5−0と快勝。7シーズンぶりとなるCL出場権を勝ち獲ったシーズンは、勝ち点「84」で終えることとなった。

 ホームにフルアムを迎えたマンチェスター・Uは、ジェイドン・サンチョとブルーノ・フェルナンデスのゴールで2−1と逆転勝利。プレミアリーグ4連勝でシーズンを終え、翌週に控えたFAカップ決勝戦に向けて弾みをつけた。21シーズンぶりとなるCL出場権を獲得したニューカッスルは、チェルシーとのアウェイゲームに臨んだ。試合は9分に左からのクロスボールをアンソニー・ゴードンが押し込んで先制しながら、27分にオウンゴールで失点し、1−1のドローで終わっている。

 7シーズンぶりにCL出場権を逃すこととなったリヴァプールは、既に降格が決まっていたサウサンプトンと壮絶な撃ち合いに。一時は2−4とリードを広げられたが、72分にコーディ・ガクポ、その1分後にディオゴ・ジョッタが自身2ゴール目を決め、4−4のドローでシーズン最終戦を終えた。クラブ史上初のヨーロッパリーグ(EL)出場を決めたブライトンは、ECL出場を確定させたいアストン・ヴィラに1−2で敗北。三笘薫は65分からピッチに立った。

 最終節までもつれ込んだ残留争いは、エヴァートンが残る1枠を勝ち獲ることに成功。57分にアブドゥライエ・ドゥクレが決めたミドルシュートが決勝弾となり、ホームでボーンマスを1−0で下した。一方、現地メディアによるとエヴァートンはファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)違反の疑いが指摘されており、勝ち点はく奪の可能性がゼロではないという。あくまで現時点での確定事項として、エヴァートンの残留が決定した。

 この結果、ウェストハムを2−1で下したレスター、トッテナムに1−4で敗れたリーズの降格が決定。前者は10シーズンぶり、後者は4シーズンぶりに来季はチャンピオンシップ(イングランド2部)での戦いに身を置くこととなる。

 プレミアリーグ第38節の試合結果、および2022−23シーズンの最終的な順位表は下記の通り。

◼︎試合結果
アーセナル 5−0 ウルヴァーハンプトン
アストン・ヴィラ 2−1 ブライトン
ブレントフォード 1−0 マンチェスター・C
チェルシー 1−1 ニューカッスル
クリスタル・パレス 1−1 ノッティンガム・フォレスト
エヴァートン 1−0 ボーンマス
リーズ 1−4 トッテナム
レスター 2−1 ウェストハム
マンチェスター・U 2−1 フルアム
サウサンプトン 4−4 リヴァプール

◼︎順位表
※()内は勝ち点/得失点差
1位 マンチェスター・C(89/+61)
2位 アーセナル(84/+45)
3位 マンチェスター・U(75/+15)
4位 ニューカッスル(71/+35)
───────CL出場圏───────
5位 リヴァプール(67/+28)
6位 ブライトン(62/+19)
───────EL出場圏───────
7位 アストン・ヴィラ(61/+5)
───────ECL出場圏───────
8位 トッテナム(60/+7)
9位 ブレントフォード(59/+12)
10位 フルアム(52/+2)
11位 クリスタル・パレス(45/−9)
12位 チェルシー(44/−9)
13位 ウルヴァーハンプトン(41/−27)
14位 ウェストハム(40/−13)
15位 ボーンマス(39/−34)
16位 ノッティンガム・フォレスト(38/−30)
17位 エヴァートン(36/−23)
───────自動降格圏───────
18位 レスター(34/−17)
19位 リーズ(31/−30)
20位 サウサンプトン(25/−37)

このニュースに関するつぶやき

  • BIG6キラーブレンビーとかいう面白軍団、まぁ何と言ってもロンドンお笑いクラブ争いが最高でしたな。最悪オーナー賞はベイリー(チェルシー共同オーナー)オメーだボケ。
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