ソフトバンク・藤井に「心配」の声…達川氏「フォークも全く操れていない」

◆ 投手出身の解説者もコメント

　ソフトバンクは28日、本拠地でのロッテ戦に5－9で敗戦。先発の藤井皓哉が5回5安打4四死球3失点で今季3敗目（4勝）を喫した。

　初回、一死一塁の場面で中村奨吾に左本塁打を浴び2点を先制されると、続く2回には二死一・二塁のピンチで、またも中村奨に適時打を許し3失点目。以降は走者を背負いながらもスコアボードにゼロを刻んだが、5イニングで105球を要し、リードを許したまま降板した。

　同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した達川光男氏は「藤井が心配ですね」と切り出し、「昨年はセットアッパーとして素晴らしい活躍をしたんですが、今季7試合目の先発で握力がなくなったのか、コントロールが全然ダメ。フォークも全く操れていないんですよね」とコメント。

　同じく番組に出演した投手出身の齊藤明雄氏は「打たれると考えちゃうというのもあると思うんですけど、今までの藤井投手の良い時は軸足の右足が折れてなかったんですよ。（今は）ちょっと折れすぎていてコントロールを意識しちゃって失敗しているのかな」と分析した。

　ここ数試合、不安定な投球が続く藤井。番組MCを務めた岩本勉氏は「考えすぎると投球フォームにバグが入るといいますか、ボールの重さが逃げる時がある。こういうときは動きを小さくしてはどうか」と、アドバイスで締めくくった。

☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

【動画】28日のソフトバンク×ロッテ戦ハイライト

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