首位を走る猛虎の柱は“頼れる4番” 達川氏「1にも2にも大山ですよ」

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2023年05月29日 07:43  ベースボールキング

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阪神の大山悠輔
◆ 守備位置固定もプラスに

 阪神が“伝統の一戦”で同一カード3連勝を飾り今季最長の8連勝。貯金を今季最多の「17」に増やし、首位の座を固めている。

 1−1の同点で迎えたラッキーセブンの攻撃、イニングを跨いだ巨人・田中千晴から木浪聖也が安打で出塁すると、才木浩人のバント処理を焦った大城卓三が二塁へ悪送球。チャンスをもらった阪神打線は、代わった高梨雄平に近本光司は打ち取られ一死となるも、中野拓夢が四球でつなぎ、満塁の場面でノイジーが代わった三上朋也から中前適時打で1点勝ち越し。続く大山悠輔は、初球の内角のストレートを狙いすましたかのようにスイングすると、打球は左翼線で弾む2点タイムリーツーベースで駄目を押した。

 好調の猛虎打線について、28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の達川光男氏は「1にも2にも大山(悠輔)ですよ」とキッパリ。「岡田監督が大山をファーストに固定しましたよね。岡田監督は『ファースト最強説』なんですよ。それで大山は打撃の方に専念できますし、守備の心配がないので、チャンスにもめちゃめちゃ強いですよ」と守備の負担軽減が打撃に好結果をもたらしていると分析。「ファーストの守備でも(捕球の際)思い切り伸びてますし、内野手のワンバウンド送球も、ノーバウンドのように捕ってますよ」と守備面でも貢献度は高いと解説した。

 大山はここまで打率3割をキープ。5本塁打、得点圏打率.326、29打点と、4番の仕事をしっかりと全うしている。守備位置も一塁に固定されている7年目の今年は、もう一皮むけた活躍が期待できそうだ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

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