大谷翔平、第2打席で13打席振り安打も3三振でチームは久々完封負け

● エンゼルス 0 − 2 マーリンズ ○
＜現地時間5月28日　エンゼル・スタジアム＞

　エンゼルスの大谷翔平選手（28）が29日（日本時間28日）、本拠地でのマーリンズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。第2打席に、自身13打席振りとなる強烈な右前安打を放つも、他の3打席全てで三振を喫し、チームは280日振りの完封負けで3連敗となった。

　この日は相手先発、20歳で最速161キロ右腕のペレスとの対戦となった。第1打席はこの日最速の161キロや160キロの真っ直ぐを連発しながら130キロ前後のカーブも織り交ぜられ、最後はそのカーブで空振り三振。

　第2打席は4回裏の先頭打者として迎えた。3ボール0ストライクからの4球目の真ん中付近の156キロのストレートを痛烈に弾き返して右前安打とした。

　この1本をきっかけにしていきたい大谷だったが、第3打席では代わった左腕・オカートのスライダーに空振り三振。最終第4打席は前の打者・トラウトが申告敬遠され、二死1、2塁の好機の場面で迎えたが、相手4番手リリーフの左腕・スコットのスライダーにタイミングが合わず、最後は156キロの低めのストレートに空振り三振を喫し、得点することは出来なかった。