子どもの声を政策に反映!東京都の取り組みに注目【定例記者会見ママ向けレポート】

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2023年05月29日 13:01  ママスタジアム

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(東京都提供)
東京都が、子どもたちの声やニーズを政策に取り入れるための取り組みに力を入れていることを知っていますか? ママスタセレクト編集部は5月19日、小池百合子東京都知事による定例記者会見に参加。具体的な取り組みについて説明された内容をお届けします。注目したいのは、「こども都庁モニター」と「とうきょうこどもアンケート」という2つのプログラム。どちらも子どもたちの声を直接反映させる貴重な試みとして、子育て中のママやパパたちから注目されています。いったいどんな内容なのでしょうか?

「こども都庁モニター」参加で身近な問題を考えるきっかけに



「こども都庁モニター」はウェブ上で子どもたちにアンケートを行い、その結果を政策に反映させるプログラムです。都内在住の小学生・中学生・高校生、未就学児の保護者を含む1,200人を対象に、年に約4回のアンケートの実施。子どもたちが日常生活で困っていることはなにか、どんな問題で悩んでいるのかなど子どもたちのリアルな意見を聞き、政策に反映しようという取り組みです。
定期的にアンケートへ回答することによって、子どもたち自身も自分たちの生活や学校での問題点を考えたり、改善策を考えるきっかけにもなりそうですね。参加者には感謝状や図書カードが贈呈される予定なので、こちらも子どもたちにとっては嬉しい体験となりそうです。

「とうきょう こども アンケート」で子どもや保護者のニーズを把握


もう一つの取り組みは「とうきょう こども アンケート」です。対象は小学3年生と5年生、中学2年生、17歳の子どもとその保護者、そして3歳の子どもの保護者。子どもや子育て中のパパやママが直面している課題を把握し、それに基づいた政策を考えるために行われます。アンケートでは、学びや遊び、居場所などについて意識や実態を調査し、具体的に問題の改善を進める予定です。

「こども都庁モニター」と「とうきょうこどもアンケート」は、子どもたちのリアルな声を直接聞き、政策改善に活かすための貴重な試みです。同時に、これらの取り組みは子どもたちにとっても自分の意見を伝える良い機会となりそうですね。

DSC_3242(東京都提供)

都立学校における学校給食費支援事業が0.5億円追加



ほかにも補正予算や新型コロナウイルス対策に関する臨時交付金の活用、女性の活躍推進のための会議開催、2023年7月から公道での二人乗り自転車「タンデムバイク」の利用が解禁となることなどについて、小池百合子東京都知事から説明がありました。新型コロナウイルス対策に関する臨時交付金の活用では、都立学校における学校給食費支援事業が0.5億円追加されるそうですよ!

「東京都の定例議会」というと「自分には関係ないかも」と思うママが多いかもしれませんが、身近な問題について話し合われていることがわかりました。東京都以外のママたちも、お住まいの自治体でどんな定例会が行われているのか調べてみてはいかがでしょうか。

文・間野由利子 編集・荻野実紀子

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