葬儀にかかった費用、予想よりも「高かった」と回答した割合は?

日本トレンドリサーチは、「斎奉閣・家族葬会館 和ごころ」と共同で実施した「葬儀の費用」に関する調査結果を5月24日に発表した。調査は5月15日〜18日の期間、身近な人の「葬儀」を行った(携わった)ことがある男女1,171人を対象にインターネットにて実施したもの。


葬儀にかかった費用を尋ねたところ、「100万〜200万円未満」(20.1%)が最も多く、次いで「70万〜100万円未満」(16.9%)、「200万円以上」(13.5%)と続いた。また、葬儀の基本料金以外に最も費用がかかったことに対し、「僧侶へのお布施」「お寺さんへのお礼」「返礼品と通夜振る舞い」などのコメントが寄せられた。

葬儀の種類については、61.4%で「一般葬」が最多だった。また、葬儀の参列者の人数を尋ねたところ、トップは「11人〜30人以下」(27.1%)で、次いで「51人〜100人以下」(18.4%)、「10人以下」(17.6%)との結果に。


葬儀にかかった費用は、予想と比べて「高かった」(50.2%)との回答が半数を超えた。予想との差について「一般葬(参列者11〜30人以下)」の場合、「100万円程度を想定していたが、50万円ほど高かった」とのコメントが多く寄せられた。併せて「家族葬(参列者11〜30人以下)」の場合をみると、「50万円程度を想定していたが、それ以上かかった」との意見が多く、実際には100万円以上かかることもあるようだとのこと。（畑山瑞穂）