新商業施設「フォレストゲート代官山」における「ライフタイル提案住戸」計画が発表 隈研吾らがパートナーに

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2023年05月30日 16:51  Fashionsnap.com

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MAIN棟外観イメージ

Image by: 東急不動産
 東急不動産が、2023年10月下旬に渋谷区代官山町で開業を予定している新しい複合施設「フォレストゲート代官山(Forestgate Daikanyama)」を豊かな新しいライフスタイルを提案する物件と位置付け、MAIN棟の賃貸住宅における「ライフタイル提案住戸」の計画を発表した。

 同施設は、賃貸住宅・シェアオフィス・商業施設で構成するMAIN棟とサステナブルな生活体験を提供するTENOHA棟の2つの建物で構成。MAIN棟のデザイン設計は建築家の隈研吾が担当し、57戸の賃貸住宅と商業施設、シェアオフィスを備えた「職・住・遊」の新たな拠点を目指すという。
 ライフスタイル提案住戸では、暮らしを拡げる実験的な取り組みとして新しいライフスタイルを支える価値軸「職・住・遊」のキーワードに精通するとして、隈研吾、造園家でグリーンディレクターの齊藤太一、フードエッセイストの平野紗季子の3人をパートナーに迎え、各1戸の住宅を展開する。
 隈研吾が手掛ける「こころ/With Totonou 半分くつろぎ半分整う家」は、ONとOFFの境界が曖昧になった現代のために「自分自身(こころ)と向き合う究極のOFF空間」を提供。外界と少し切り離された印象を抱かせる抽象的な空間をデザインした。齊藤太一による「緑/With Green 好きな植物と共に暮らす家」は、森の中にある隠れ家のような空間をコンセプトにサンルームを設置し、内と外の境界線が溶け合うことで暮らしの中でも緑を感じられる住戸を提案している。平野紗季子が手掛ける「食/With Delicious Allday Dinnig House」は、食卓を暮らしの中心とし、食へのこだわりや魅力を住空間の中で実践・発信することをテーマに食事を24時間満喫できる住戸を計画した。
 また、カフェとイベントスペースで構成されるサステナブル活動拠点「TENOHA 代官山」では、サーキュラーエコノミー活動を行う事業者などと連携するための取り組み「サーティー(CIRTY)」を始動すると発表。マルシェやイベント・ワークショップなどを通じてサーキュラーエコノミーに関する人・モノ・アイデアが集まるTENOHA 代官山と情報発信メディアの2つを軸とした活動を推進する。

■東急不動産:公式サイト■CIRTY:公式サイト
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