佳子さまの向上した語学力と豊かな国際経験で“世界のプリンセス”へ!“お相手候補”に注目が集まる中、同世代にデンマークとギリシャの“イケメン王子”の存在

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2023年05月31日 04:10  週刊女性PRIME

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『全国都市緑化祭』の記念式典に臨席された(5月24日・仙台市)

「空にこずえを広げる木々の美しい新緑を眺めながら、『杜の都』と呼ばれる由縁を実感しました」

 佳子さまは5月24日、宮城県仙台市で行われた『全国都市緑化祭』の式典に臨席し、笑顔でそうスピーチされた。

月1回ペースで外国人とご交流

「前日には、石巻南浜津波復興祈念公園を訪れ、東日本大震災の犠牲者を追悼されています。佳子さまがおひとりで被災地を巡られるのは、初めてでした」(皇室担当記者、以下同)

 内親王としての矜持を胸に、連日公務に励まれているプリンセス。

「6月3日には都内で行われる『ベトナムフェスティバル2023』の開会式に臨席される予定です。ベトナムとの外交関係樹立50周年を記念して開催される行事で、外務省の代表も出席します」

 今年に入ってからの佳子さまは、海外に関するご活動が多い。

「2月には、世界各地から多様な青年が集まる国際事業『世界青年の船』の参加者とご面会。オーストラリアなど11か国の青年たちと通訳を介さずに英語で懇談されました。
3月は、『Juntos!! 中南米対日理解促進交流プログラム』で、ブラジルの議員グループとお会いに。この事業は、日本と中南米各国の交流を深めることを目的としており、以前は秋篠宮ご夫妻や眞子さんが担われていました。佳子さまがお出ましになったのは、今年が初めてです」(皇室ジャーナリスト)

 4月も、ハンガリー日本友好議員連盟会長と面会されたため、月1回ペースで外国人と交流されていることになる。

「佳子さまの母校である国際基督教大学(ICU)は、“世界に門戸を開く大学”を謳っています。英語を用いた学習に力を入れており、高い語学力を習得できるのが特長です」(ICU関係者、以下同)

佳子さまは、在学中の'17年9月から'18年6月まで、イギリスのリーズ大学に留学されていた。

「現地での生活は日本と違い、皇宮護衛官やお付きの人はいません。広大なキャンパス内を、留学生仲間と一緒に歩くお姿も目撃されていました」

内親王の国際結婚は前例なし

 英語があまりお得意でないと囁かれていた佳子さま。

「ICUの卒業論文を英語で執筆した姉の眞子さんに対し、佳子さまは日本語でした。さらに'19年、佳子さまがおひとりでハンガリーを訪問された際、現地の関係者に“通訳を入れるので、ハンガリー語で話してください”との通達があったとか。

 英語を用いた直接の交流に自信がなかったのでしょう。ですが最近は英語への苦手意識が感じられません。語学力が向上した理由について、さまざまな推測がありますが、その1つに“恋人が外国人だと英語が上達する”といったものもあります」(宮内庁OB)

 語学力と恋愛を結びつけるのは性急なように思えるが、佳子さまの“海外進出”を望む声は、確かに高まっているようだ。

結婚相手を日本国内で探すのではなく、ぜひ世界に目を向けていただきたいです。長い歴史を持つ日本の皇室は、海外の王室からの関心度も高い。眞子さんの結婚が世界中で報じられたように、結婚適齢期のプリンセスには熱視線が注がれていると聞きます」(宮内庁関係者)

 一方、皇室制度に詳しい静岡福祉大学の小田部雄次名誉教授は「内親王が外国に嫁ぐ、あるいは外国人を配偶者とした例はない」と説明する。

「日本の法律では、内親王の結婚相手について定められているわけではなく、好きになったお相手との自由な結婚が認められています。ただ、民族や宗教が異なる配偶者との結婚は、ハードルが高い。相手国の法律を確認することはもちろん、両国の皇室や王室、そして国民の理解が不可欠となります」(小田部教授)

 グローバル化が進む昨今、国際結婚は珍しくない。

「世界に目を向ければ、多くの王室が、別の国からお妃を迎え入れています」

 そう話すのは、イギリスなどの王室事情に詳しいジャーナリストの多賀幹子さん。

デンマークとギリシャに“未婚のイケメン王子”

「例えば、デンマークのヨアキム王子の初婚相手で、'95年にアジア系女性として初めてヨーロッパ王室に嫁いだアレクサンドラ妃。香港生まれの彼女は、中国人とイギリス人の間に生まれた父親と、オーストリア人の母親を持つ“国際派”のキャリアウーマンでした」(多賀さん、以下同)

 オランダのアレクサンダー国王と'01年に結婚したマキシマ王妃はアルゼンチン出身。イギリスのヘンリー王子の妻であるメーガン妃は、アメリカ出身の女優だ。

「皇室や王室の方々は、海外での公務やパーティーが多く、多様な国籍の方々と出会うチャンスに恵まれています」

 実は、佳子さまの同世代には“イケメン王子”と呼ばれる未婚の王族が多数いる。

「デンマークのマルグレーテ女王の初孫にあたるニコライ閣下は、現在23歳。普段はモデルとして活動しています」(王室ウォッチャー、以下同)

 王室の縮小化に伴い、今年1月に“王子”という称号がはく奪。呼称が“閣下”にかわったが、国内では今なおプリンスとして親しまれている。

「ギリシャには、今年25歳になるコンスタンティノス・アレクシオス王子と、23歳になるアキレアス=アンドレアス王子という兄弟がいます。王位継承権を持つ“美しすぎる兄弟”として有名です」

 前出の多賀さんは、佳子さまの未来にこう期待を寄せる。

「明るいご性格で、コミュニケーション能力も高い佳子さまは、海外生活も十分に楽しむことができると思います。自由恋愛であることが前提ですが、佳子さまが海外の王族と結婚されれば、その国と日本の友好関係が強化されるでしょう。国際経験も豊富ですし、“世界のプリンセス”として活躍される可能性は十分にあると思います」

 海外関連の公務を多くこなされる佳子さまに、ロマンスの足音が着々と近づいている。

小田部雄次 静岡福祉大学名誉教授。日本近現代皇室史を専門とし、『皇室と学問 昭和天皇の粘菌学から秋篠宮の鳥学まで』など著書多数

多賀幹子 ジャーナリスト。元・お茶の水女子大学講師。ニューヨークとロンドンに、合わせて10年以上在住し、教育、女性、英王室などをテーマに取材

 

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