簡単に道路・構造物を3Ⅾ設計できる!3DCADシステム「トレンドロードデザイナー」

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2023年05月31日 13:21  Techable

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福井コンピュータ株式会社は、BIM/CIM道路設計3DCADシステム「TREND ROAD Designer」を、2023年7月18日(火)にリリースすることを発表しました。

同システムは、米ベントレー・システムズ社のCADソフト「OpenRoads Designer」をベースに改良を加えた日本語版OEM製品です。年間使用料は36万円(税別)、初回登録費用は2万円(税別)です。
標準断面入力で道路・構造物を3D設計「TREND ROAD Designer」は、3D測量データ上に平面・縦断線形を作成し、標準断面を入力することで3Dによる道路・構造物設計を容易に行えるシステムです。

道路設計に必要な、地形モデル作成、平面縦断線形作成、3D道路モデリング、横断片勾配設定、図面・帳票作成などのほか、交差点の設計、環状交差点の設計、丁張レポート、各種データ出力といった機能も備えています。

国内の法令、基準に準拠した成果物に対応しており、2D図面は3Dモデルから切り出す手法で簡単かつ効率的に作成可能。国内の建設コンサルタント業務における3D化をサポートします。
3D地形(TIN)の作成も可能地形モデリング機能では、LandXML取り込みで地形の作成が可能。2D図面の等高線に高さを与えて、3D地形(TIN)を作成することもできます。

線形モデリングでは、取り込んだ地形モデル上に、IP法や要素法による線形入力を行えます。線形はCAD上での数値入力で編集可能で、テーブルエディタによる編集にも対応しています。

点群データは、3Dモデルと重ね合わせて表示が可能です。また、作成された3Dモデルから要素の数量を算出するほか、走行シミュレーション、アクアプレーニング、視距などを解析することもできます。
システムの需要の高まりを想定国⼟交通省が取り組むインフラ分野のDXは、測量分野や施工分野では大きな進展を見せているものの、設計分野においては依然として2Dを主体とした業務が行われていることが多く、プロジェクト全体の効率化や合理化が不十分です。

こういった状況を背景に、今後3Dによる道路・構造物設計システムの需要が高まることを想定し、福井コンピュータ株式会社は「TREND ROAD Designer」のリリースを決定しました。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000048160.html

ベントレー・システムズ社公式サイト:https://www.bentley.com/

(文・S.Inosita)

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