BMWの「7シリーズ」に2つのEV追加! 4輪駆動モデルは最大トルク1,015Nm

ビー・エム・ダブリューは5月29日、「7シリーズ」のラインアップに2つの電気自動車(EV)モデルを追加して発売した。納車は2023年第4四半期以降を予定している。


1977年に世界初登場となった「7シリーズ」は、その時代における究極のラグジュアリー・セダンとして、最高峰の品質、最新技術を取り入れながら進化を遂げ、2022年に第7世代へと進化している。現行の7シリーズは駆けぬける歓び、比類なき走行性能、そして最高レベルのデジタル体験を提供する、最高峰のラグジュアリー・セダンとなっているそうだ。



7シリーズには従来からEVの「i7 xDrive60」がラインアップされているが、今回、さらに2つのEVを追加する。

「i7 eDrive50」は最高出力455PS(335kW)を発揮する電気モーターで後輪を駆動するBMW伝統の後輪駆動モデル。



最大トルクは650Nm、0-100km/hをわずか5.5秒で駆けぬける。ボディ床下に収納されているリチウムイオン電池の総エネルギー量は105.7kWh。一充電での走行可能距離は約575-611kmとなっている。メーカー希望小売価格は1,598万円。



「i7 M70 xDrive」は最高出力258PS(190kW)を発揮する電気モーター1基を前輪に、最高出力489PS(360kW)を発揮する電気モーター1基を後輪に搭載する、4輪駆動モデルのMハイパフォーマンスモデルだ。



システムトータルでの最高出力は659PS(485kW)、最大トルクは1,015Nmで、0-100km/hをわずか3.7秒で駆けぬける。ボディ床下に収納されているリチウムイオン電池の総エネルギー量は105.7kWh。一充電での走行可能距離は488-560kmとなる。メーカー希望小売価格は2,198万円。（エボル）